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新潟Sがシンガポール杯初制覇! 史上初のカップ戦2冠達成!!

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[11.27 シンガポール杯決勝 新潟S 2-1 ホーム・ユナイテッド]

 シンガポール杯は27日、決勝戦を行った。アルビレックス新潟シンガポールはジャランべサル・スタジアムでホーム・ユナイテッドと対戦し、2-1で勝利。7月のリーグ杯優勝に続き、クラブ史上初のシンガポール杯優勝を果たした。

 試合は前半25分に動いた。MF稲葉旬が中盤で相手選手と衝突。小競り合いから相手選手が報復行為でレッドカードを受け、新潟Sが数的優位に立った。同29分にはDF熊田瑠偉のポストプレーからDF山田幹也がつないで、PA内からMF向井勇祐がフリーで右足シュート。決定的な場面だったが、大きくふかしてしまった。

 対するホーム・Uは前半36分、PA左から放たれたシュートはクロスバーを叩いたが、スコアレスで折り返した後半27分に先制に成功する。右サイドから攻め込み、深い位置から折り返したボールを押し込んで、数的不利の劣勢だったが先手を取った。

 痛恨の失点を喫した新潟Sは後半29分にDF熊田瑠偉に代えて、FW多木理音を投入し、反撃に出る。すると、同33分、MF木暮郁哉の左CKを多木が打点の高いヘディングシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻す。さらに同42分、山田樹のスルーパスで左サイドを抜け出した多木のクロスを、途中出場のMF長崎健人がスライディングで押し込み、2-1と逆転に成功した。

 新潟Sは相手の怒涛の反撃を全員で守り抜き、2-1で勝利。リーグ戦は過去最高タイの3位に終わったが、シンガポールサッカー史上初のリーグ杯とシンガポール杯のカップ戦2冠を達成し、最高の形で2015シーズンを締めくくった。

(提供 アルビレックス新潟シンガポール)

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