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ユベントスを国内限定で終わらせたくないアッレグリ 「欧州レベルで重要なチームに」

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 ユベントスは29日、セリエA第14節のアウェーでのパレルモ戦に臨む。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は「難しい試合」だとして警戒しながらも、国内での結果だけにとどまらない大きな目標に向けて戦っていく姿勢を強調している。

 今季国内リーグでは大幅に出遅れた王者ユベントスだが、前節ミランを下して3連勝で6位にまで浮上。チャンピオンズリーグでもマンチェスター・シティを下してグループ突破を決めるなど良い状態にある。

 パレルモ戦でも連勝を伸ばし、さらに順位を上げていきたいところだ。試合前日の会見での指揮官のコメントをイタリアメディアが伝えた。

「非常に難しい試合であり、積極的に臨まなければならない。パレルモは前節ラツィオ戦で素晴らしい試合をしていたし、スタジアムは満員になってパレルモの勝利を後押ししてくるだろう」

「我々も緊張感を低下させてはならない。リーグでは遅れを取っており、クリスマス中断前にもっと良い順位にいられるようにするためには、ここまでの結果に継続性を持たせなければならない。5位や6位前後にとどまっていたくはない」

 セリエAで5連覇を目指すことも目標ではあるが、アッレグリ監督はさらに上を見据えている。

「我々は欧州レベルで重要なチームになれようにしなければならない。それが私の望むことだ。イタリアのリーグに限定されたままでいたいとは思わない。目標は常に最大限でなければならないんだ」

「リーグで優勝することや3位以内に入ることも大きな目標ではあるだろうが、欧州のトップレベルに比べれば限定的なものだ。全員がそういう野心を持たなければならない」

 ミラン戦、シティ戦で先発を外れたFWアルバロ・モラタに関しては、それも競争の一環だとして次のように語った。

「モラタには素晴らしい能力とポテンシャルがあるし、私は彼のことを信頼している。だが、監督にはある種の選択をするときがあるものだ。チームが勝っているならその選択は正しいということになる」

「今は(マリオ・)マンジュキッチの方が、よりチームが必要としている特徴を備えている。各ポジションに健全な競争があるのはチームにとってプラスになることだ。大事なのは勝つことだよ」

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