高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグWEST

　高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2015 プレミアリーグWESTは29日、第17節第2日の4試合を行った。

　6位・京都サンガF.C.U-18(京都)の残留と10位・京都橘高(京都)のプリンスリーグ降格が決定した。京都U-18は2位の大分トリニータU-18(大分)と対戦。大分U-18に先制されたものの、京都U-18はMF武市穣太とFW沼大希のゴールで逆転に成功する。大分U-18のMF野上拓哉に同点ゴールを許したが、2-2で引き分け。1試合を残して降格圏9位との勝ち点差4の京都U-18は、8位以内を確定させた。

　京都橘は8位・履正社高(大阪)と対戦。前半5分に履正社FW林大地に先制ゴールを許した京都橘は、26分にもMF田中駿汰に決められてしまう。後半にも1点を失った京都橘は0-3で敗れ、最下位とプリンスリーグ降格が決定した。

　7位のサンフレッチェ広島ユース(広島)は前半にFW山根永遠とMF前田武勇が奪ったゴールなどによって3位・東福岡高(福岡)に3-1で勝利。9位の名古屋グランパスU18(愛知)はFW北野晴矢のハットトリックの活躍などによってセレッソ大阪U-18(大阪)に7-1で快勝した。

　この結果、勝ち点21の7位・広島ユース、同20の8位・履正社、同18の名古屋U18がプレミアリーグ残留をかけて最終節(12月5日)に臨むこととなった。

　なお、28日には首位ガンバ大阪ユースが初優勝を決めた。ヴィッセル神戸U-18(兵庫)と対戦したG大阪は2-0で勝利。2位・大分U-18と勝ち点差4でこの試合を迎えていたG大阪は、1試合を残して初優勝を決めた。G大阪は0-0の後半23分、FW武田太一が先制ゴール。後半アディショナルタイムには来季トップチーム昇格のU-18日本代表MF堂安律が加点した。G大阪は12月12日に埼玉スタジアムで開催されるチャンピオンシップで、日本一をかけてプレミアリーグEAST優勝チームと対戦する。

【プレミアリーグWEST第17節】(11月28日)
[いぶきの森球技場]
ヴィッセル神戸U-18 0-2 ガンバ大阪ユース
[G]武田太一(68分)、堂安律(90分+3)

(11月29日)
[名古屋市港サッカー場]
名古屋グランパスU18 7-1 セレッソ大阪U-18
[名]北野晴矢3(4、44、64分)、田中彰馬(45分+1)、深堀隼平(57分)、池庭諒耶(79分)、金亮哉(89分)
[C]立石和真(45分+1)

[京都サンガF.C. 東城陽グラウンド]
京都サンガF.C.U-18 2-2 大分トリニータU-18
[京]武市穣太(25分)、沼大希(33分)
[大]野上拓哉2(9、36分)

[吉田サッカー公園]
サンフレッチェ広島ユース 3-1 東福岡高
[広]山根永遠(23分)、前田武勇(27分)、満田誠(90分)
[東]中村健人(74分)

[履正社茨木グラウンド]
履正社高 3-0 京都橘高
[履]林大地(5分)、田中駿汰(26分)、小川達也(82分)

※日程は3月発表、変更あり

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