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ロシア機撃墜事件がサッカー界にも波及…ロシアリーグで今冬トルコ人選手の獲得禁止へ

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 トルコ軍によるロシア軍機撃墜事件がサッカー界にも波及しそうだ。スペイン紙『スポルト』によると、ロシアリーグでは今冬の移籍市場でトルコ人選手を獲得することができないようだ。

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は28日、トルコ国民に対する査証(ビザ)免除の撤回や、トルコ産物資の輸入などを厳しく制限する大統領令(行政命令)に署名した。ロシアは、トルコとの査証免除協定の効力を来年1月1日から停止するとし、ロシアにおけるトルコ人の新規雇用も同日から原則禁止となる。

 このため、サッカー界では今冬の移籍市場でトルコ人選手を獲得することができなくなる。同紙によると、ロシアのスポーツ大臣で、同国のサッカー協会会長も務めるビタリー・ムトコ氏は、「次の冬季移籍市場でトルコ人選手と契約したくても、それは不可能だ。各クラブは既にメッセージを受け取っている」と、トルコ人選手の補強禁止を強調した。また、ウインターブレイク中にトルコでトレーニングキャンプを行わないように各クラブに指示が出ているようだ。

 なお、すでにロシアのクラブに在籍しているトルコ人選手は引き続きプレーすることが許されるという。

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