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独紙評価:「おいしいM&M'Sコンビ」に称賛も、武藤は軒並み及第点

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 マインツは28日に行われたブンデスリーガ第14節でフランクフルトとのホームゲームを2-1で制した。開始早々先制点を挙げたマインツFW武藤嘉紀は、後半に決定機を外したことが響き、ドイツメディアの評価は及第点どまりだった。

 このラインマイン・ダービーが動いたのは開始5分。ペナルティーエリア右で相手選手2人をかわしたMFパブロ・デ・ブラシスがボールを中央へ送ると、武藤が右足でしっかりと決めた。リーグ戦7得点目を記録し、チームに流れをもたらしている。

 また、この試合ではMFユヌス・マリが42分、自身シーズン8ゴール目となる追加点を挙げた。マリと武藤がいずれもゴールを決め、マインツのリーグ戦20得点中15得点がこのコンビによるものとなっている。

 『ビルト』は2人の得点力を「このM&M'S(マリ&武藤)は、マインツファンにとっておいしくてたまらない」と称賛した。しかし採点は、2人とも「3」と及第点。40分に10人となった相手からさらにゴールを決め切れなかったのが影響したようだ。一方、ゴールをそれぞれアシストしたデ・ブラシスとMFハイロ、そしてプロデビューを果たしたDFアレクサンダー・ハックが「2」とチーム最高タイの評価を受けている。

 『キッカー』でも、武藤の採点は「3」だった。同メディアではマリ、ハイロ、GKロリス・カリウスが「2」とチーム最高タイの点数がつけられている。また右サイドバックのダニエル・ボロジンスキ、MFユリアン・バウムガルトリンガーが「4」と最低タイだった。

 地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はチーム全員を「2」か「3」と採点し、武藤は「3」のグループとなった。武藤のプレーについて「先制点の場面では非常に機敏だったが、3-0とする最大のチャンスを逃した」と記している。

 一方、フランクフルトの右サイドバックでスタートし、FWアレクサンダー・マイヤーの退場後は本職のボランチに置かれたMF長谷部誠は『ビルト』『キッカー』でそれぞれ「4」をつけられた。

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