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大逆転負けにもただただ前向き…丹羽「チャンスしか残っていない」

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[12.2 チャンピオンシップ決勝第1戦 G大阪2-3広島 万博]

 ダメージは相当なはずだ。必勝を期したホームでの第1戦。下剋上、そして連覇を目指すガンバ大阪は、後半アディショナルタイムに浴びた2得点によって大逆転負けを喫してしまった。

 ショッキングな敗戦。しかし、悲壮感漂うG大阪イレブンの中でDF丹羽大輝の言葉はただただ前向きだった。「半分が終わっただけ。何も決まっていない。全然何も終わっていない」。

 11月26日の浦和との準決勝、G大阪は延長戦を制して勝ち上がった。丹羽は延長後半のあわやオウンゴールというプレーから決勝点に繋げるラッキーボーイになっていた。

「チャンスしか残っていないと思う」

 “勝利を呼び込む男”は前向きな言葉しか並べない。「精神的には広島のほうがつらいと思う。慌てないことが大事」。そう、まだ半分が終わっただけ。丹羽の目には連覇しか見えていない。

(取材・文 児玉幸洋)
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