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ホームで56年ぶりの大敗を喫したサウサンプトン クーマンはチームの守備に落胆

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 2日に行われたキャピタル・ワン杯準々決勝の試合で、サウサンプトンはホームにリバプールを迎えて1-6の大敗を喫した。ロナルド・クーマン監督はチームの守備面のプレーに強い不満の言葉を述べている。

 日本代表DF吉田麻也は出場しなかったこの試合、サウサンプトンは開始40秒ほどでFWサディオ・マネが先制ゴール。だが前半のうちにFWダニエル・スターリッジに2点、ディボク・オリジに1点を許すと、後半にもオリジのハットトリック達成などで計6点を奪われる結果に終わった。

 ホームでの過去56年間で最悪のスコアとなったこの試合について、クーマン監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「我々の期待していたような結果ではなかった。素晴らしい形で試合をスタートさせたと思うが、リバプールのようなトップクオリティーの相手に対して今日の前半の我々のように守備のミスを犯せば敗れてしまうものだ」

「リバプールの1点目はスローインからだった。スローインからゴールまであまりにも簡単に持って行かれているのは良くないし、このレベルで起こるべきことではない。守備のやり方に落胆しているし、守備は前線からスタートするものだ。チーム全体の守備面のパフォーマンスが良くなかった」

 1-3で折り返した後半にリードを広げられたことは、自身の采配が裏目に出た結果でもあると認めている。

「後半は私の責任だった。システムを変更し、最終ラインを3人にしてリスクを冒したが、私の責任だ。だが先制した後、ハーフタイムで1-3にされているというのは良いことではない」

 一方でクーマン監督は、自らのチームを粉砕したリバプールの力に対しては賛辞を送った。

「まず何より、彼らには大きなエネルギーがある。さらにチーム全体に個人のクオリティーがあり、非常に力強い。スターリッジのような選手たちにスペースとチャンスを与えればやられてしまうよ」

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