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G・ネビルのバレンシアでの成功を信じるモイーズ氏「すべての資質が備わっている」

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 ソシエダ前監督のデイビッド・モイーズ氏は、バレンシアの新たな指揮官に就任したガリー・ネビル監督がスペインで成功できると信じているようだ。

 ヌノ・エスピリト・サント前監督がクラブを去ったバレンシアは、イングランドから新監督を招くことを決定。アシスタントコーチを務めるフィル・ネビル氏の兄であるG・ネビル氏の監督就任が決まった。

 モイーズ氏はイギリス『エクスプレス』でのコラムでG・ネビル氏を称賛し、次のように述べている。

「彼はリーダーだ。キャリアを通して前進し続けてきたし、マンチェスター・ユナイテッドの選手であれ『スカイ・スポーツ』の仕事であれ、何をやっても成功を収めてきた」

「もちろん、サッカーの指導は異なるものだし、実際に味わってみるまではどういうものなのか分からない。だが、彼にはうまくやれるだけの資質がすべて備わっている」

 モイーズ氏自身はソシエダで指揮を執っていたが、就任から1年を迎えたところで先月解任。スペイン挑戦は不本意な結末となったが、その経験からG・ネビル氏に伝えられることもあるようだ。

「バレンシアは大勢のファンがいる大きなクラブで、スタジアムも大きく、期待は本当に高い。いつも順位表のトップに挑戦するべきだと信じられており、サポーターが成功だと見なす結果を出すのは簡単ではないだろう。すべての監督がそうであるように、ガリーにも選手たちの協力が必要だ」

「他国へ移ることは大きなチャレンジであり、大きなリスクでもある。だが、本当に大きな報いも得られるものだ。私はレアル・ソシエダへ行ってから、ほかにもイギリス人指導者がリーガでの仕事を試してみてほしいとずっと望んでいたよ」

 監督経験は初となるG・ネビル氏だが、イングランド代表では2012年からコーチを務めており、今後も兼任する。また、現役時代に偉大な監督の指導を受けたことも大きな財産になっているはずだとモイーズ氏は語る。

「ガリーはユナイテッドのアレックス・ファーガソンの下で仕事をし、イングランド代表でもロイ・ホジソンのそばで仕事をしてきた。その時間の中で多くの考え方を身につけたはずだ。これからそれを実行に移せるはずだし、うまくやれることを本当に願っているよ」

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