beacon

FIFAの激震続く…新たに副会長2名含む16名が起訴される

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アメリカ司法省のリンチ司法長官が3日、ワシントンで会見し、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職問題で新たに16名を、収賄などの罪で起訴したと発表した。その中には北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)会長のアルフレド・アウィ氏と南米サッカー連盟(CONMEBOL)のファン・アンヘル・ナポウト氏のFIFA副会長2名が含まれている。

 FIFAの汚職を巡っては今年5月にも9名のFIFA幹部および5人の企業幹部がアメリカ司法当局に起訴された。そして、ゼップ・ブラッター会長が辞任を表明する事態まで発展していた。

 『ESPN』によると、今回、起訴された14名はテレビの放映権などを巡って、1991年からのべ2億ドル(約245億円)もの賄賂を受け取っていたのだという。現在14名はスイス司法当局に身柄を拘束されており、アメリカ当局が身柄の受け渡しを要求している。

 記者会見でリンチ司法長官は「信頼を裏切り、とてつもないことをしている。我々はすべてを明確にする。私たちから逃れることは出来ないというメッセージだ」と語った。

TOP