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38歳“俺たちの砂川誠”が現役引退…20年のキャリアに終止符

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 コンサドーレ札幌は5日、MF砂川誠(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。

 砂川は市立船橋高から96年に柏レイソルに入団するも、加入後3年間はカップ戦1試合のみにとどまった。99年からは柏の主力として活躍するも02年には出場機会が減少し、03年に札幌へレンタル移籍。05年に完全移籍した。今季は7月からFC岐阜へレンタル移籍し、10試合に出場していた。プロ生活20年ではJ1リーグ通算119試合7得点、J2リーグ通算376試合34得点を記録し、“俺たちの砂川誠”のチャントでサポーターに愛された。

 クラブを通じ、砂川は「今シーズン限りで、プロサッカー選手を引退することになりました。これだけコンサドーレ札幌というチームで長くプレーさせていただいて、今日、たくさんのサポーターのみなさんに囲まれてキャリアを終えられることを、すごく幸せに感じています」と感謝の言葉を述べた。

 また、引退の理由については、「去年から長い間リハビリが続き、プロサッカー選手としてできることが限られてきました。なかなか頭と体のギャップを埋めることができなくなり、このままプロサッカー選手を続けていくべきではないと思い、決断をしました」と説明した。

 最後に砂川は、「長い間、皆様の声援で、なんとかこの年までやってこれました。今日この練習着を着てみて、改めて、コンサドーレが大好きだと感じています。僕がいる間にJ1に定着することはできませんでしたが、来年は絶対昇格してくれると思いますので、ご声援をよろしくお願いします。本当に長い間、ありがとうございました」と挨拶した。

 以下、クラブ発表のプロフィール

●MF砂川誠
(すなかわ まこと)
■生年月日
1977年8月10日(38歳)
■身長/体重
173cm/67kg
■出身地
千葉県
■経歴
読売クラブユースS-1-習志野四中-市立船橋高-柏-札幌-岐阜
■通算出場記録
J1リーグ戦:119試合7得点
J2リーグ戦:376試合34得点
カップ戦:19試合2得点
天皇杯:30試合7得点

●2016年Jリーグ移籍情報

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