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値千金の決勝点を挙げた香川「最後にワンプレーにかけた」

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 ドルトムントMF香川真司は5日、ブンデスリーガ第15節のボルフスブルク戦で、アディショナルタイムに値千金の決勝点を挙げた。香川は試合後、最後の「ワンプレー」に勝負をかけたと話している。ブンデスリーガの公式ウェブサイトがコメントを伝えた。

 90分に献上したPKで同点に追いつかれたドルトムントだが、後半途中から出場していた香川が、その直後に決勝点。同日の試合でバイエルンが今季初黒星を喫したため、2位ドルトムントはバイエルンとの勝ち点差を5に縮めた。

 香川はチームが前半に先制しながらも、追加点を奪えずに苦しくなっていたと分析。「後半も相手が完璧に主導権を握っていて、なかなかカウンターも決まらず、苦しい試合でした」「最後に追いつかれて、改めて厳しさを感じた」と振り返った。

 それでも、「最後にワンプレーにかけて、うまくゴールに流し込めた」という自身の決勝点については、「一連の流れはすごく良かった」と満足感を表している。「うまくダイレクトでつながって、イメージどおりに(ボールが)来たので、シュートはすごく集中して、抑えて打つことを意識」したそうだ。

 香川はこれが今季4点目だが、シャルケとのルールダービーで先制点を挙げるなど、重要なゴールを決めている。本人も「それはすごく大事ですし、こういう試合で結果を残せるのは良いことだと思うので、それはしっかりと継続して」いきたいと述べた。

 2連勝のドルトムントは次節、MF長谷部誠が所属するフランクフルトをホームに迎える。香川は「中位のチームですけど、そういうチームにしっかりと高いモチベーションで臨めるようにしたい」と、3連勝に向けて意気込んだ。

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