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独紙評価:香川に低めの評価、低調なチームにお付き合い

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 ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は10日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループC最終節のPAOK戦に先発出場し、66分までプレーした。ドイツメディアの香川に対する評価は厳しめのものが目立っている。

 すでにグループステージ突破を決めていたドルトムントは、一部主力を温存した。そんな中で序盤は好スタートを切り、香川のシュートがポストを叩くシーンも見られている。だが、チャンスを生かせずにいると先制点を献上し、最後まで追いつくことができなかった。

 66分に最後の交代枠で下がった香川について、各メディアともチームの低調なパフォーマンスの原因になったとは考えていない様子。だが、それをはね返すプレーだったとも見ていない。

『WAZ』は香川に「4」の採点。MFマルコ・ロイスに「5」をつけ、MFアドナン・ヤヌザイには「5.5」と酷評した。最高点はDFマッツ・フンメルスの「2.5」だった。香川への寸評は以下のとおり。

「ドルトムントが相手に脅威を与えることがあれば、この小柄な日本人選手がプレーに関与していることが多かった。序盤にはポストの外側にシュートを当て(10分)、ジャヌザイ(22分)やロイス(23分)に優れたパスを出している。ヘディングシュートは、惜しくも相手GKグリュコスにセーブされた(52分)。だが、彼も非常に長い時間、休息をとっていた」

 チーム全体に対して『WAZ』よりも厳しい評価を下した『ルールナハリヒテン』でも、香川の採点は「4」。シュートをポストに当てたシーンで「スタジアムを沸かせた」としたが、「その後は彼自身も静まりかえった」と記されている。

 こちらのチーム最高点は後半から出場したMFヘンリク・ムヒタリャンの「3」。ヤヌザイはこちらでも「5.5」と酷評され、ロイスやDFパク・チュホには「5」がついた。

(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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