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痛恨エイバル、数的優位も逃げ切れず…乾は残り5分から出場

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[12.13 リーガ・エスパニョーラ第15節 エイバル 1-1 バレンシア]

 リーガ・エスパニョーラは13日、第15節3日目を行い、MF乾貴士の所属するエイバルバレンシアが対戦し、1-1で引き分けた。2試合連続でベンチスタートとなった乾は後半40分からピッチに送り込まれたが、得点に絡むことはできなかった。

 ここ3試合白星のない(1分2敗)エイバルは、序盤から攻勢を掛けるがバレンシアGKハウメ・ドメニクの好セーブもあり、なかなかゴールを奪えない。しかし前半45分、右サイドをMFアンデル・カパがえぐると、グラウンダーのクロスをFWセルジ・エンリクが押し込んで先制に成功した。

 1-0とエイバルがリードしたまま後半を迎えると、後半18分にはDFルーカス・オルバンが2度目の警告を受けて退場。数的優位に立ったエイバルはこのプレーでPKを得たものの、キッカーを務めたMFサウール・ベルホンのシュートはドメネクにストップされ、追加点の好機を逃してしまう。

 するとエイバルは後半40分に乾を投入。しかし、直後のプレーでゴール前で混戦になると、DFダビド・ジュンカがまさかのオウンゴールを記録してバレンシアに同点に追い付かれてしまう。後半アディショナルタイムにはDFイバン・ラミスが一発退場となり数的同数になったが、その後、両チームに得点は生まれずに試合は1-1のドローに終わった。


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