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レアル、自慢の攻撃陣も不発…ビジャレアルに敗れリーガ直近5戦3敗

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[12.13 リーガ・エスパニョーラ第15節 ビジャレアル 1-0 R・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは13日、第15節を行った。レアル・マドリーは敵地でビジャレアルと対戦し、0-1で敗戦。レアルは直近リーガ5試合で3敗と、首位バルセロナと2位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差が「5」に広がってしまった。

 試合は序盤からホーム・ビジャレアルが攻め込んだ。前半4分、自陣左サイドからボールをつなぐと、敵陣ハーフェーライン付近からFWセドリック・バカンブが中央へ斜めにカットインし、DFセルヒオ・ラモスの股を抜きながらPA手前まで運び、右へラストパス。これをMFジョナサン・ドス・サントスが右足でコースを狙うも左ポストを叩いた。

 それでもビジャレアルは前半8分、MFブルーノ・ソリアーノが敵陣中央でMFルカ・モドリッチからボールを奪い、バカンブの横パスをゴール前に走りこんだFWロベルト・ソルダードがPA中央でGKケイラー・ナバスの股下を抜く左足シュートを決めて、先制に成功した。

 早々に追う展開となったレアルは“BBC”が相手ゴールへ襲い掛かる。前半24分、MFガレス・ベイルの右クロスをFWカリム・ベンゼマが右足ボレーもゴール上に外れる。後半3分には浮き球パスをPA右で受けたベンゼマが胸トラップから右足ボレーもわずかにゴール左へ外れ、直後の4分にもベイルの折り返しにベンゼマがニアで左足で合わせたが決めきることができない。

 逆にレアルは前に出ていたことで最終ライン手前でスペースが生まれ、後半42分にビジャレアルのカウンターを受ける場面があったが、バカンブの左足シュートは精度を欠き、追加点は免れた。しかし、最後まで得点を奪えなかったレアルは、0-1で敗戦を喫し、公式戦では6試合ぶりの黒星となった。

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