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ポテンシャルは「世界五指に入る」が…プランデッリ:「バロテッリはサッカーを優先していない」

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 EURO2016に出場したいのなら、何よりもサッカーに打ち込まなければいけないということか。元イタリア代表監督のチェーザレ・プランデッリ氏は、ミランFW{*マリオ・バロテッリ}}がその生活においてサッカーを優先していないと苦言を呈している。

 リバプールで不振にあえぎ、ミランに復帰してからも恥骨炎に悩まされ、9月末から戦列を離れているバロテッリは、EURO2016グループステージの組み合わせが決まった際、『インスタグラム』で「待ち遠しい」とコメント。アントニオ・コンテ監督から「テレビで見るのが(待ち遠しい)ということか? 彼は本当に多くを示さなければいけない」と“叱責”されている。

 EURO2012でバロテッリを重用し、その活躍もあってファイナル進出を果たしたプランデッリ氏は、『Rai』の番組でバロテッリについて次のように述べた。イタリアメディアが伝えている。

「誰もがアドバイスしたいと思う選手だ。彼のクオリティーを持つ選手はそうそういないからね。ポテンシャルは世界で五本の指に入る。だがおそらく、彼が目標とすることの順序において、サッカーは最優先ではないんだよ。我々は彼がそのクオリティーのすべてを示せるように願っているがね」

「世界最強というカテゴリーに仲間入りしたければ、ピッチで献身的に、闘争心をもって仕事をしなければいけない。コンテの選択? 数か月の仕事をして、その選手がチームと共調していないと分かれば…監督は代理人じゃない。監督にとってはチームが最優先だ。選手たちがユニフォームを着るときに最初の思うべきことは、『オレ』ではなく『オレたち』でなければいけない」


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