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来季磐田との対戦を楽しみにする川崎F憲剛「もう分析は終わっています(笑)」

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 川崎フロンターレのMF中村憲剛は15日、Jリーグオフィシャルパートナーの株式会社コロプラが来春配信予定のスマートフォンゲーム「激突!! Jリーグ プニコンサッカー」(プニサカ)の発表会に、ジュビロ磐田名波浩監督とJリーグ女子マネージャーの佐藤美希とともに出席した。

「のどの調子が悪いんですけど…」と来季のユニフォーム姿で登壇したガラガラ声の中村は、昨季は足首の手術をするなど満足いくシーズンではなかったが、今季はリーグ戦33試合に出場。しかし、チームは年間6位に終わった。「どの大会もタイトル争いができなかったのですごく悔しい1年でした。個人的には来年36歳になりますけど、しっかりケアーして1年間通してチームに貢献できるように頑張りたいと思います」と来季へ意気込んだ。

 また、同じく登壇した名波監督が率いる磐田は今季3年ぶりのJ1昇格を決め、来季J1の舞台で川崎Fと戦うことになる。名波監督は、「対戦する時はまず、いの一番に『中村に注意しろ』と言いますね」と中村を警戒しながらも、「もともとサッカーIQが高い選手ですし、技術と頭がついてくる選手はなかなかいないと思います。非常に好きなタイプですし、ポジションも自分の現役時代とかぶるので、ずっと見ています」と中村を褒め称えた。

 その中村は、J1とJ2の開催日が違うということもあり、今季の磐田の試合はほとんど見ていたという。「すでに分析は終わっています(笑)」と語る中村は、「小さいときから名波さんが大好きでした。本当に今の言葉もすごい嬉しいですし、個人的にはジュビロを応援していました。名波さんが監督のチームとやるのはすごく楽しみにしています。今から本当にワクワクします」と、来季の対戦を待ちきれない様子だった。

(取材・文 清水祐一)

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