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チェルシー、モウリーニョ解任なら希望はヒディンク→シメオネ?英紙報じる

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 ジョゼ・モウリーニョ監督の進退が注目されるチェルシーは、フース・ヒディンク氏にシーズン終了までチームを託し、長期的にはアトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督の招へいを狙っているという。イギリス『テレグラフ』が報じた。

 首位レスター・シティに敗れ、降格圏に勝ち点1差の16位と低迷するチェルシー。イギリスメディアは16日、クラブ上層部が指揮官を続投させるか会議を行ったと報じた。

『テレグラフ』は、その結論がまだ出ていないとしつつ、モウリーニョ監督を解任することになった場合は、ヒディンク氏に今季いっぱい指揮を執らせ、夏にシメオネ監督の獲得を狙うと報じている。

 オーナーのロマン・アブラモビッチ氏がよく知るヒディンク氏は、2009年にルイス・フェリペ・スコラーリ現広州恒大監督の後任として、シーズン途中からチェルシーを率い、FAカップ優勝に導いた経験を持つ。

 ヒディンク氏は最近、オランダ代表を率いたがEURO2016予選で苦戦。予選途中で退任し、オランダは本大会出場を逃した。だが『テレグラフ』は、ファビオ・カペッロ、フアンデ・ラモスといったそのほかの候補者たちの方が、チェルシーの選手たちから好まれないと報じている。

 暫定監督としてヒディンク氏にチームを委ねれば、チェルシーは来季での復活に向けて長期計画を進めることが可能となる。そしてその目玉が、シメオネ監督の招へいという。来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得が難しいなかで、同監督を納得させるのは難しいが、『テレグラフ』はチェルシーには違約金を支払う資金力があるとした。

 一方で、シメオネ監督の代役としては、イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が候補という。同監督はイタリアサッカー連盟とEURO2016までの契約を結んでいるが、以前からクラブチームへの復帰を望んでいると言われているところだ。

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