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古巣リーベルと世界一を争うマスチェラーノ「戦う準備は万全だ」

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[12.17 クラブW杯準決勝 バルセロナ3-0広州恒大 横浜]

 危なげない戦いぶりで決勝進出を決めたバルセロナ(スペイン)。最終ラインに入ったDFハビエル・マスチェラーノは相手攻撃陣への素早い寄せで自由を与えず、ボールを受ければ的確な散らしでリズムを生むなど、攻守に貢献して3-0の快勝に貢献した。

 20日には、下部組織から育ち、04-05シーズンまで在籍したリバープレートと決勝戦で対戦する。「以前は確かにリーベルの一員で、リーベルのためにできるだけのことをしてきたよ」と当時を振り返ったマスチェラーノだったが、「でも僕は今はバルサの一員なので、次の試合はバルサの一員としてできる限りのことをしたいと思う」と古巣からの勝利を誓った。

 広州恒大戦ではFWリオネル・メッシとFWネイマールが欠場。2人が決勝の舞台に立てるかどうかは不透明な状況だ。しかし、今季はメッシの長期離脱がある中、リーガ首位を走っており、「いつものメンバーでない時期もあったけど、様々なプレースタイル、オプションを試してきました。そういった意味では自分たちは戦う準備が万全にできているよ」と話した。

 バルサはクラブW杯決勝に3度進出し、2度の優勝を飾っている。「一番重要なのは今回のクラブW杯のファイナルに勝つこと。そのために自分も全力を尽くして頑張りたい」とタイトル獲得に意欲を燃やした。

(取材・文 折戸岳彦)

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