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ミランに魔法をかけたいミハイロビッチ 「スター・ウォーズよりハリー・ポッターに」

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 チームを「覚醒」させるよりも、試合に勝てる「魔法」を使いたい? ミランシニシャ・ミハイロビッチ監督は、調子の上がり切らないチームを変えることができるだろうか。

 ここ2試合、勝ち点の欲しかった下位相手の試合で引き分けてしまっているミランは、20日にアウェーでのセリエA第17節フロジノーネ戦に臨む。今回も降格圏に沈むチームが相手であり、勝ち点3を積み上げたいところだ。

 18日に全世界一斉公開された『スター・ウォーズ』新作映画のサブタイトルにちなんで、チームを「覚醒」させたいかという記者からの質問に、ミラン指揮官は次のように答えた。イタリアメディアが伝えている。

「その映画は見ていないよ、好きではないからね。それよりも私はハリー・ポッターになりたいが、残念ながら魔法の杖は持っていないんだ」

 前節終了時点で勝ち点25を獲得して7位のミランだが、もう数ポイント稼げていたはずだというのがミハイロビッチ監督の感触だ。

「アタランタ戦では引き分ける資格はなく、負けてもおかしくなかった。だがほかの試合をすべて見てみれば、あと4ポイントは取れていたと思う。相手が良かったというより、我々の方に問題があったからだ。ベローナ戦でも、色々起こったとはいえ、我々にチャンスはあった」

「チャンピオンズリーグ圏内にいてもおかしくはなかった。ナポリ戦での大敗以来、我々の歩みはかなりポジティブなものだった。負けたのはトリノでのユベントス戦だけだ。チームには大きな改善の余地があり、浮上は可能だと思う」

 FWジェレミー・メネスやマリオ・バロテッリらの不在が結果に影響した部分もあると感じているのだろうか。

「そのとおりだと思う。誰もメネスのことを言わないが、彼は去年16ゴールを決めた選手だ。今年はまったく起用することができていない」

「(エムバイェ・)ニアンは3、4か月いなかったし、(アンドレア・)ベルトラッチも何試合か欠場していた。そしてバロテッリは、1試合半しか使うことができていない」

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