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“MSN”を牽引したスアレスがMVP、2戦5発で大会新記録を樹立

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[12.20 クラブW杯決勝 リバープレート0-3バルセロナ 横浜]

 クラブ世界一に輝いたバルセロナ(スペイン)のFWルイス・スアレスが大会最優秀選手(MVP)に贈られるゴールデンボール賞と大会得点王に輝き、チームの優勝とともに“3冠”を達成した。

「とてもうれしい。タイトルを獲るためにこの大会に来た。自分たちが立てた目標を達成することができた」。バルサを4年ぶり3度目の優勝に導いたのは、間違いなく背番号9だった。

 FWリオネル・メッシ、FWネイマールが欠場した広州恒大(中国)との準決勝でハットトリックを達成。“MSNトリオ”がそろい踏みしたこの日はメッシのゴールで先制すると、後半にスアレスが2得点を挙げ、南米王者のリバープレート(アルゼンチン)を3-0で一蹴した。

「メッシとネイマールがいたことで心強く、よりたやすく勝つことができた」。今大会2試合で通算5ゴール。1大会での最多得点記録を塗り替え、大会得点王とともにMVPを受賞した。

「こうした賞をもらえるのはピッチ内でのプレーをみんなが評価してくれたから。今日も2ゴールを決めることができたので、本当にうれしい」と充実感に浸るスアレスは「ここで立ち止まるのではなく、これからもどんどんタイトルを勝ち取っていきたい」と貪欲に話していた。

(取材・文 西山紘平)

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