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復帰即ゴールのメッシを称えるバルサ監督「彼の意志が良い影響を与えた」

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[12.20 クラブW杯決勝 リバープレート0-3バルセロナ 横浜]

 圧巻の強さでクラブ世界一に上り詰めた。4年ぶり3度目のクラブW杯制覇を成し遂げたバルセロナ(スペイン)のルイス・エンリケ監督は「とてもハッピーだ。家を出てからだいぶ時間が経ったが、バルセロナに帰って家族と一緒に今日の勝利とクリスマスのお祝いをしたい。これからはパーティーだ」と、タイトル獲得の喜びを表現した。

 準決勝は不在だったFWリオネル・メッシとFWネイマールが先発に復帰。FWルイス・スアレスとの“MSNトリオ”がそろい踏みした。8日の練習中に左内転筋を痛め、公式戦3試合連続で欠場していたネイマール、尿管結石のため急きょ準決勝を欠場したメッシ。ともに決勝前日に全体練習へ合流すると、決勝のピッチに立った。

 ネイマールについて「彼自身、試合に出場したい意志を持っていたので、今日それが現実になった」と話した指揮官は「我々のベストプレイヤーだ」というメッシに関しても、「(出場は)難しいかなと思ったが、本人の意志が固く、絶対に試合に出たいと。彼の勝ちたいという意志、モチベーションが他の選手にも良い影響を与えたと思う」と称えた。

 昨季、リーガ・エスパニョーラ、UEFAチャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠を達成し、今季もUEFAスーパー杯、そしてクラブW杯と早くも2つのタイトルを獲得した。

「昨季はいろいろなタイトルを獲得した。目標に掲げたタイトルを取ることができて満足している」。そう胸を張るルイス・エンリケ監督は「これからしばらくは家族とともに過ごし、その後、再びピッチで頑張っていきたい。挑戦すべき目標はいろいろある。目標に向かってこれからも前進していきたい」と、さらなるタイトル獲得を誓った。

(取材・文 西山紘平)

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