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アンチェロッティ氏、バイエルン新監督就任の条件としてレワンドフスキ残留を要請?

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 来シーズンからバイエルンの新監督に就任することが決定したカルロ・アンチェロッティ氏は、古巣レアル・マドリーの希望する補強を阻むことになるのかもしれない。

 バイエルンはジョゼップ・グアルディオラ監督の今シーズン限りでの退任と、アンチェロッティ氏の後任監督就任を20日に発表した。昨シーズンまでマドリーを率いたアンチェロッティ氏は、1年間の休養を経てドイツで現場復帰を果たすことになる。

 スペイン『アス』によれば、アンチェロッティ氏がバイエルン監督就任の条件の1つとしてクラブに求めたのは、FWロベルト・レバンドフスキを放出しないことだったという。

 レワンドフスキに対してはパリSGなどのほか、アンチェロッティ氏の古巣マドリーも強い関心を示している模様だと報じられていた。先日には同選手の代理人がマドリーの本拠地ベルナベウのスタンドに姿を見せ、フロレンティーノ・ペレス会長らとの交渉が行われている可能性も伝えられた。

 だが、世界屈指のセンターフォワードに成長したポーランド代表FWをアンチェロッティ氏は非常に高く評価している様子。MFフランク・リベリやFWアリエン・ロッベンが30歳を過ぎていることもあり、レワンドフスキやMFドグラス・コスタをバイエルンでのチーム作りの中心に据えることを構想しているのだという。

 バイエルンとレワンドフスキの契約には契約解除金の条項が盛り込まれておらず、マドリーが同選手を引き抜くためにはバイエルンと交渉を行うしかない。新監督の意志が固いようであれば、レワンドフスキをスペインへ連れて来るのは非常に困難な仕事となるかもしれない。


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