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内田篤人、新婚生活は「のほほんと」 トークショーで“内田節”

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 シャルケのDF内田篤人が23日、都内で自身の写真展「ATSUTO UCHIDA PHOTO GALLERY supported by HUBLOT」に出席し、トークショーを行った。

 今年5月に結婚した内田は司会者から新婚生活について聞かれ、「人と生活できるのかなというのがあったけど、意外にというか、のほほんと暮らしています」と答えた。

 6月上旬に右膝膝蓋腱の手術を受け、今季の前半戦はすべて欠場。日本でのリハビリ中は国立スポーツ科学センター(JISS)で、やはり6月に右足第5中足骨の補強手術を受けたMF清武弘嗣(ハノーファー)と一緒だったという。

「リハビリ中に清武とよくご飯を食べに行ったんですが、帰りにカラオケに行こうとなって。清武のレパートリーを全部僕も覚えました。ドラえもんの歌を彼は歌ってましたね」と、プライベートの一端も明かした。

 トークショーには内田篤人オフィシャルモバイルサイト「atsuto mobile」の会員約30人が招待され、事前に受け付けた質問に内田が答える質疑応答のコーナーも設けられた。

「今までに行った海外で一番良かった国は?」という質問には「カナダのビクトリア」と回答。“調子乗り世代”の一員として16強入りした07年U-20W杯の開催都市を挙げ、「良かったですね。きれいだったし、大会もそこそこ良い成績を残せたので」と、その理由を語った。

 ジュビロ磐田がJ1復帰を果たしたことについては「静岡県民の僕としてはジュビロもエスパルスもJ1にいてほしいけど、ちょっと清水がね……」と、清水エスパルスのJ2降格に声を落とした清水東高出身の内田。「ジュビロは名波さんが監督で、試合に出ちゃえばいいのにって思う。名波さんが監督なら、ちゃんと言うことを聞くけど」と冗談交じりに話した。

 また、「J1で気になる選手」を聞かれると、古巣である鹿島アントラーズからMF柴崎岳の名前を挙げ、「もうちょっと自分を出せるようになれば。僕もああいうタイプだったけど、もう少し必死感が出ればいいのかなと思う。彼は上手いから余裕があるので、一歩引いてやっているけど、もう少し追い込まれる環境になれば、必死にやるしかないので」と、内田らしい表現でエールを送っていた。

「早く良くなって、もう一回復活したいと思います」。最後は、集まったファンにそう力強く宣言した内田。「内田篤人写真展 by HUBLOT」は23日~25日の期間限定で、表参道の「BA-TSU ART GALLERY」で開催される。

(取材・文 西山紘平)

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