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浦和移籍の湘南MF遠藤がサポーターへ挨拶「感謝の気持ちでいっぱい」

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 湘南ベルマーレは23日、MF遠藤航(22)が浦和レッズへ完全移籍することを発表した。遠藤がクラブを通じて、移籍決断の経緯とサポーターへの感謝の言葉を述べている。

 ユース時代から湘南でプレーしている遠藤は、10年に高校3年生で2種登録によりトップチームに登録され、6試合に出場した。翌12年にトップ昇格を果たすと、ここまでJ1リーグ54試合8得点、J2リーグ104試合15得点を記録。さらに各年代で代表に名を連ね、U-22日本代表ではキャプテンとしてチームを引っ張り、今年8月にはA代表デビューも果たした。

 浦和へ移籍することとなった遠藤は、「ユースから数えて8年間という長い間お世話になっていたので、移籍に関してはとても悩みました。ひとつはACLに出場したいという気持ちがあること、そしてJ1で常に上位争いをするチームで、大きなプレッシャーのある中でプレーすることが今の自分の一番成長に繋がると考え、移籍の決断をしました」と、移籍決断の経緯を説明した。

 また、サポーターに対しては「湘南では育成組織から育ててもらい、高校3年からトップの試合にずっと出させてもらいました。いつも本当に温かく見守ってもらっていたと思います。サポーターの皆さんには、結果が出ない時でも自分たちを信じてくれていることを感じさせてくれ、そういうサポーターの皆さんが僕は好きだったし、どんな時でも応援してくれたことに、感謝の気持ちでいっぱいです」とつづった。

 今後についてはオファーはないものの海外挑戦への意欲も語った遠藤。「今はチームを離れるという決断をしましたが、いつかは湘南に戻ってきたいという気持ちを持っています。いつか、選手として、もしくはスタッフとして、どんな形でも湘南に帰ってくることができたら、チームを強くするためにプレーしたり、スタッフとして力を注げたらと思っています」と、将来的に生まれ育った湘南復帰をサポーターに誓った。


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