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目指すはリオ五輪“アベック出場”…意気込み示す両指揮官

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 日本サッカー協会は24日、日本代表、U-23日本代表、なでしこジャパンなど各カテゴリの2016年スケジュールを発表した。U-23日本代表となでしこジャパンにとって、8月に行われるリオデジャネイロ五輪出場権を目指す最後の戦いが始まる。

 手倉森誠監督率いるU-23日本代表は、来年1月にカタールで行われるAFC U-23選手権(リオ五輪アジア最終予選)グループリーグで北朝鮮、タイ、サウジアラビアと対戦。GLを突破して、3位以内に与えられるリオ五輪出場権獲得を目指す。

 現在、チームは沖縄でトレーニングキャンプ中のため、会見に出席できなかった手倉森監督はビデオメッセージで意気込みを語った。「アジア最終予選を勝ち抜き、リオ五輪本戦出場を果たし、五輪では日本の歴史を変えるべく、メダル獲得に全力を尽くしたいと思います。そのために、1月は本当に厳しいアジアの予選を勝ち抜かないといけません。必ず結果を出したいと思います」。

 そして、佐々木則夫監督率いるなでしこジャパンは、来年2月に大阪で行われるリオ五輪アジア最終予選でオーストラリア、韓国、中国、ベトナム、北朝鮮と対戦。上位2チームに与えられるリオ五輪出場権獲得を目指す。

 会見に出席した佐々木監督は「厳しい過酷な戦いが待っているのは分かります」と話しつつも、「アジアで2枠(という出場権)を獲得し、そしてロンドンで取れなかった金メダルを目標とし、獲得するために精進していきたいと思っています」と本大会での金メダル獲得を目標として掲げた。

 12年ロンドン五輪では男女ともに本大会出場を果たしていることもあり、「ロンドンでは男女合わせて出場権を獲得しました。手倉森監督にも頑張ってもらい、我々も出場権を獲得し、男女合わせて、リオ五輪に向けて、皆さんに元気、希望、勇気を与えられるようなチームになっていきたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)
●リオ五輪女子アジア最終予選特設ページ

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