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「大きな夢を持ち、あきらめないでほしい」…本田が子供たちに送った3つのメッセージ

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 ミランに所属する日本代表FW本田圭佑が25日、この日プレオープンしたZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAで行われた「ZOZOTOWN presents HONDA's SOLTILO SOCCER SCHOOL in MAKUHARI」に参加した。千葉市在住の小学生50名、SOLTILOサッカースクールに通う小学生50名、計100名が本田から指導を受け、約90分間汗を流した。

「この日を楽しみにしていました。このZOZOPARKからプロサッカー選手を作り続けたいと思っていますし、我々は可能性のある選手を見ます。緊張している子もいると思いますが、遠慮せずにアピールして下さい」

 冒頭にそう語った本田は、対面パスを行う子供たちに「パスを受けるときは周囲を確認しよう」「試合を想定しよう」と熱心に指導。パスやドリブルなどの練習を行った後、4対1、10対10のグループ練習に移行すると、本田自身もパス回しに加わるなど子供たちと触れ合った。そして、練習の途中には本田が直接FKを披露する場面も。鋭い軌道を描いてネットを揺らす直接FKを間近で見た子供たちからは大きな歓声が上がった。最後にゲーム形式のトレーニングを行われ、約90分間のスクールは幕を閉じた。

 練習後には参加した選手たちと記念撮影を行うだけではなく、全員のシャツにサインを書いて言葉をかわす本田。現役日本代表選手を目の当たりにした子供たちは、笑顔を弾かせた。

 そして、最後に本田は子供たちに3つのメッセージを送った。「1つ目は大きな夢を持って下さい。何でも良いですが、できるだけ大きな夢を持って下さい。2つ目は、その夢を毎日意識して考えて生活して下さい。そして3つ目は、決してあきらめない。これが一番大事です」。

「本田選手も、皆が好きな(リオネル・)メッシもクリスティアーノ・ロナウドもいっぱい失敗しています。うまくいかないこともありますが、ミスをしてもいいんです。できるようになるまで、あきらめないことが大事です。夢を持つこと、それに集中すること、そして何度失敗してもあきらめないこと。そうすれば、必ず皆さんは素晴らしい大人になれます」

 夢があれば何でもできる――。そう語った本田は、「応援しています。僕も自分の夢に向かっていくので、ともに頑張りましょう」と未来ある子供たちに熱いエールを送った。

(取材・文 折戸岳彦)

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