リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、MFスティーブン・ジェラードの復帰を改めて否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』で語っている。

　ジェラードは昨シーズンいっぱいでリバプールを去り、ロサンゼルス・ギャラクシーで新たな挑戦を始めた。メジャーリーグサッカー(MLS)のオフを利用してリバプールに復帰するのではないかという声があるものの、クロップ監督はこれを否定。以下のように語った。

「私は非常に楽観的な人間だが、スティービーにはロサンゼルスとの契約があと1年ある。(レンタルでの復帰は)ないよ。ただ、我々が彼のことを手助けできるなら、もちろん力になる」

「スティービーが去って最初のシーズンだ。20年近く主力を張ってきた選手がロッカールームからいなくなったんだ。どうやったら、すぐにその隙間が埋まるだろうか? 選手たちはスタートを切り、あらゆることにトライしている。しかし、まだ若いんだ。これは言い訳とは違う。単純に今の状況を言っているだけだ。とにかく、我々は取り組み続けなければいけない」

　負傷者が多いのは確かだが、1月の補強には慎重な様子だ。

「ケガが多いね。信じられないほどだ。我々はすべての状況に対して準備をしている。移籍市場全体を知っているし、価格も分かっているよ。さらにケガ人が出たりしたら、それを考えなければいけない。そうでなければ、我々は今いる選手で取り組んでいくしかないね」

　プレミアリーグで3試合勝利がないリバプールは、26日に首位レスターと対戦する。

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