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浦和、前半一気の3得点!! 数的不利の神戸下し、天皇杯4強進出

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[12.26 天皇杯準々決勝 神戸 0-3 浦和 長居]

 天皇杯は26日、準々決勝を行い、ヤンマースタジアム長居ではヴィッセル神戸浦和レッズが対戦し、浦和が3-0の完封勝利を収めて準決勝進出を決めた。浦和は、仙台対柏の勝者と決勝進出を賭けて、12月29日に味の素スタジアムで対戦する。

 試合を動かしたのは浦和だった。前半22分、自陣から細かくパスをつなぐと、FW李忠成のスルーパスからPA内に進入したFW興梠慎三が左足のシュートでネットを揺らし、スコアを1-0とした。さらに同25分には左サイドからMF宇賀神友弥が中央に送ったボールをMF柏木陽介がスルーすると、後方で待ち構えていた李が左足で豪快に決めてリードを2点差に広げる。

 反撃に出たい神戸だったが、前半32分にMF三原雅俊が2度目の警告を受けて退場。2点のビハインドを背負った上に、数的不利に陥ってしまう。すると同44分には右サイドから展開したボールを最後は左サイドの宇賀神が落ち着いて蹴り込み、浦和が前半だけで3-0とした。

 リードを3点差に広げられた神戸は後半からDF藤谷壮に代えてDF高橋峻希、MF石津大介に代えてMFブエノを投入して状況を打開しようと試みる。しかし、両チームともにゴールを脅かす場面を作り出しながらも、後半はスコアが動かずに浦和が3-0の勝利を収めてベスト4進出を決めた。


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