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[選手権]チーム紹介:東福岡高(福岡)

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第94回全国高校サッカー選手権

東福岡高(福岡)

東福岡高関連ニュース

▼全国大会日程
1回戦 vs遠野高(岩手)
■出場回数
3年連続17回目

■監督
森重潤也

■主将
MF中村健人

■今季成績
[総体](全国優勝)
2回戦 4-2 四日市中央工高
3回戦 2-1 日大藤沢高
準々決勝 1-0 履正社高
準決勝 5-2 立正大淞南高
決勝 1-1(PK6-5)市立船橋高
[リーグ戦]
プレミアリーグWEST2位(10勝2分6敗)
[新人戦]
県優勝、九州3位

■予選成績
2回戦 9-0 伝習館高
準々決勝 4-1 筑紫台高
準決勝 3-0 九州国際大付高
決勝 4-0 筑陽学園高

■都道府県予選決勝布陣&レポ
[4-5-1]
     餅山大輝 
橋本和征       三宅海斗
  藤川虎太朗 中村健人
     鍬先祐弥
小田逸稀       林雄都
   福地聡太 児玉慎太郎
     脇野敦至
[レポート]
 総体県予選決勝では1-0で辛勝だった筑陽学園高との再戦。東福岡高は18分にFW三宅海斗がクロスバー直撃の左足シュートを放つと、20分には右SB林雄都のアーリークロスでDFの背後を取ったFW餅山大輝が左足で先制ゴールを流し込む。さらに東福岡は26分、餅山のスルーパスから左MF橋本和征が左足で決めて2点目。そして31分に三宅がMF中村健人とのパス交換から左足シュートを決めて3-0とすると、37分には三宅のスルーパスに走りこんだ林が公式戦初ゴールとなる右足シュートを叩き込んだ。筑陽学園もMF大原一浩のドリブル突破でゴールへ迫るが、後半もチャンスをつくりつづけた東福岡が4-0で快勝。3連覇を達成した。


■チーム紹介
貪欲な総体王者、夏冬連覇狙う“赤い彗星”
 夏の全国高校総体では全国連覇。四日市中央工高、日大藤沢高、履正社高、立正大淞南高、市立船橋高と全国準決勝、決勝のような対戦相手との5試合を見事に勝ち抜いて頂点に立った。そして選手権予選では激戦区・福岡の決勝で筑陽学園高相手に前半4発と圧倒。また、プレミアリーグWESTでは優勝争いに食い込んで2位フィニッシュと力を示し、選手権も堂々の優勝候補として迎える。今年はMF中島賢星(現・横浜FM)、MF増山朝陽(現・神戸)らを擁した昨年のような圧倒的な個はない。それでも10番MF中村健人、MF藤川虎太朗、MF橋本和征ら質の高い選手たちがコンビネーションで局面を切り崩し、エースストライカーFW餅山大輝やFW三宅海斗がゴールを量産する。シーズン当初に懸念された守備面はプレミアリーグWEST開幕戦でC大阪U-18相手に6失点。だがU-18日本代表候補GK脇野敦至が「あの6失点からみんな守備の意識を高く持って、それで守備が良くなってきたから攻撃もどんどんアイディア増やして良くなってきた」というように攻撃にも好影響を与えるような守備ができてきている。また、この世代の良さは貪欲に上を目指す姿勢。1年生MF福田湧矢ら下からの突き上げもある中で競争しながら強さを増してきた。中村が「選手権って難しい。そこで自分たちの本当の強さを見せるために選手権を戦っていきたい」と語るチームが全国総体、選手権予選からさらに進化した姿を示して頂点に立つ。

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赤い彗星の激走型SB
DF小田逸稀(2年)
「赤い彗星の激走型サイドバック。伝統のワイドアタックを果敢にサポートして自ら仕掛けていくプレーが目立つが、その真骨頂は守備の強さ。身体能力と球際の激しさを生かしてサイドの1対1を制すプレーに加え、空中バランスの良さが際立つヘディングの強さも魅力」
■編集部イチオシ選手
夏の全国王者の10番を背負う男
MF中村健人(3年)
└昨年からの主力は両足から繰り出すラストパスやセットプレーのキックに注目。鋭いアプローチからボールを奪い切ることもできるMFだ。「プレースタイルは違うし追いつくのは難しい」という昨年の10番、MF中島賢星とはまた違う特長を発揮してチームを日本一へ導く。

■注目選手
FW三宅海斗(3年)
「中村や藤川、餅山に注目が集まるが、相手にとって非常に怖いレフティードリブラーだ。コンビネーションでゴールへ迫り、鮮やかな左足コントロールショットで歓喜をもたらす。ヒガシの右の翼が得点王を獲得しても不思議ではない」
MF藤川虎太朗(3年)
└全国高校総体準決勝で立正大淞南高相手にハットトリック。抜群のセンス備えた2年生は5得点で得点王にも輝いた。チームを勝たせる存在として選手権に臨む
GK脇野敦至(3年)
└2年連続で全国総体の優勝GK。U-18日本代表候補GKは東京五輪世代の守護神候補のひとりだ。俊足を活かした守備範囲の広さ、ビッグセーブに注目
MF鍬先祐弥(2年)
└チームにとってなくてはならない存在へ成長を遂げた1ボランチ。相手アタッカーを潰し、挟み込み、そしてチャンスあれば駆け上がってゴールを狙う

■過去の全国大会成績
【14年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 三鷹高(東京B)
2回戦 3-0 草津東高(滋賀)
3回戦 0-3 静岡学園高(静岡)
【13年度(3回戦敗退)】
1回戦 6-0 米沢中央高(山形)
2回戦 3-0 佐賀東高(佐賀)
3回戦 0-0(PK5-6)日章学園高(宮崎)
【09年度(2回戦敗退)】
2回戦 0-2 岐阜工高(岐阜)
【07年度(8強)】
1回戦 4-1 松商学園高(長野)
2回戦 1-0 野洲高(滋賀)
3回戦 3-1 佐賀北(佐賀)
準々決勝 0-0(PK2-4)流通経済大柏高(千葉)
【05年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 伊勢崎商高(群馬)
2回戦 0-1 遠野高(岩手)
【04年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)市立船橋高(千葉)
【02年度(8強)】
2回戦 3-2 岐阜工高(岐阜)
3回戦 2-0 山形中央高(山形)
準々決勝 2-3 滝川ニ高(兵庫)
【01年度(3回戦敗退)】
1回戦 3-0 国士舘高(東京B)
2回戦 4-3 東海大仰星高(大阪)
3回戦 1-1(PK5-6)前橋育英高(群馬)
【99年度(3回戦敗退)】
2回戦 3-0 磐城高(福島)
3回戦 0-3 市立船橋高(千葉)
【98年度優勝)】
2回戦 1-0 金沢桜丘高(石川)
3回戦 3-0 遠野高(岩手)
準々決勝 1-0 室蘭大谷高(北海道)
準決勝 3-2 滝川ニ高(兵庫)
決勝 4-2 帝京高(東京A)
【97年度(優勝)】
1回戦 5-0 富山一高(富山)
2回戦 4-0 新潟工高(新潟)
3回戦 2-0 国見高(長崎)
準々決勝 5-0 逗葉高(神奈川)
準決勝 3-1 丸岡高(福井)
決勝 2-1 帝京高(東京A)
【95年度(4強)】
1回戦 2-1 桐光学園高(神奈川)
2回戦 4-0 作陽高(岡山)
3回戦 3-0 近大附高(大阪)
準々決勝 0-0(PK5-4)市立船橋高(千葉)
準決勝 1-1(PK4-5)静岡学園高(静岡)
【94年度(3回戦敗退)】
2回戦 2-1 丸岡高(福井)
3回戦 0-2 市立船橋高(千葉)
【93年度(4強)】
2回戦 3-1 磐城高(福島)
3回戦 3-2 登別大谷高(北海道)
準々決勝 2-1 熊本商大附高(熊本)
準決勝 0-8 国見高(長崎)
【80年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 岡崎城西高(愛知)
【79年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-4 愛知高(愛知)

■登録メンバーリスト
1 GK 脇野敦至(3年)
2 DF 林雄都(3年)
3 DF 福重達也(3年)
4 MF 鍬先祐弥(2年)
5 DF 福地聡太(3年)
6 MF 藤川虎太朗(2年)
7 FW 毎熊晟矢(3年)
8 MF 橋本和征(3年)
9 FW 餅山大輝(3年)
10 MF 中村健人(3年)
11 MF 三宅海斗(3年)
12 DF 山田英二(3年)
13 DF 小田逸稀(2年)
14 GK 前島正弥(2年)
15 DF 児玉慎太郎(2年)
16 MF 坂口真心(3年)
17 DF 砂原一生(2年)
18 MF 三郎丸瑞基(2年)
19 FW 福田湧矢(1年)
20 FW 佐藤凌我(2年)
21 MF 佐々木貴一(3年)
22 FW 中山天彦(3年)
23 MF 牛嶋幹太(3年)
24 MF 高江麗央(2年)
25 GK 矢島海都(3年)
26 MF 森田洸二朗(2年)
27 MF 田尻京太郎(2年)
28 FW 藤井一輝(2年)
29 MF 青木真生都(1年)
30 DF 阿部海大(1年)

▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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