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チェルシーとシティがバーディ争奪戦?シティは4倍のサラリーを用意か

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 プレミアリーグ前半戦の活躍で一躍、時の人となったストライカーに、多くの注目が集まっているようだ。レスター・シティFWジェイミー・バーディの、1月の移籍市場での獲得に向けて、チェルシーマンチェスター・シティが争奪戦を繰り広げる見込みだとイギリス『デイリー・スター』が報じた。

 バーディは11月末までにプレミアリーグ新記録となる11試合連続ゴールを記録し、ランキング首位となる通算15得点を挙げて、プレミアリーグで首位を走るチームを牽引している。この活躍にチェルシーが興味を示し、ジョゼ・モウリーニョ監督に代わって指揮を執るフース・ヒディンク新監督が、クラブ側に獲得を要請していると一部で報じられた。

 しかし、ここにシティが割って入ろうとしている。『デイリー・スター』によれば、マヌエル・ペジェグリーニ監督がFWの選手層の薄さに危機感を抱いていることを受けて、バーディの獲得に動き始めたという。ケガがちなセルヒオ・アグエロのバックアップが、ウィルフリード・ボニーとケレチ・イヘアナチョしかいない状況では、プレミアリーグだけでなく、FAカップ、キャピタル・ワン杯、さらにチャンピオンズリーグを戦うシーズン後半戦に向けて、不十分だと考えているようだ。

 バーディとレスターの契約は、週給4万ポンド(約710万円)で、あと2年半残っているが、シティ側は4倍のサラリーを支払う用意があるという。これによってチェルシーはタフな交渉を強いられることになる、と『デイリー・スター』は伝えている。

 くしくも年内最後となる29日の19節では、レスターがホームにシティを迎える。バーディは首位を守るゴールを決めて、自らの価値をさらに高めることができるだろうか。

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