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[選手権]チーム紹介:日章学園高(宮崎)

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第94回全国高校サッカー選手権

日章学園高(宮崎)

日章学園高関連ニュース

▼全国大会日程
2回戦 vs富山一高(富山)
■出場回数
3年連続12回目

■監督
早稲田一男

■主将
MF竹脇雄大

■今季成績
[総体](県準優勝)
決勝 0-1 鵬翔高
[リーグ戦]
プリンスリーグ九州8位(5勝4分9敗)
[新人戦]
県準優勝、九州8強

■予選成績
2回戦 8-0 延岡商高
3回戦 2-0 都城西高
準々決勝 3-0 日南学園高
準決勝 3-0 都城高
決勝 5-1 鵬翔高

■都道府県予選決勝布陣&レポ
[4-5-1]
     岩切拳心
河野魁人 竹脇雄大  當瀬司
   野崎悠 佐藤颯汰
鈴木健        中武諒
  小野尚樹 児玉響
     松井朝輝
[レポート]
 鵬翔高とのライバル対決となった決勝。日章学園高は前半3分にPKを鵬翔MF盛田享佑に決められて先制点を奪われてしまう。だが21分、日章学園はフリーでパスを受けたMF竹脇雄大が1人かわして左足シュート。こぼれ球をMF河野魁人が右足で決めて同点に追いついた。さらに32分にはMF當瀬司のスルーパスから絶妙なタイミングで抜けだしたFW岩切拳心がGKをかわしながら右足で決めて逆転する。37分にも相手GKがファンブルしたボールを拾った竹脇がクロスバー直撃の左足シュート。跳ね返りを岩切が押し込んで3-1とした。日章学園は後半にも河野の左クロスを當瀬が頭で押し込んで4点目。試合終了間際にも河野が決めてライバル対決を5-1で制した。


■チーム紹介
ライバルに5発勝利、全国でも雪辱戦制して上位へ
 2度の全国8強入りを経験している宮崎の強豪。今年は新人戦、総体予選決勝でいずれも決勝で鵬翔に競り負けて準優勝だったが、長期離脱していたMF竹脇雄大主将が復帰した選手権予選決勝では12年度日本一の鵬翔高とのライバル対決を5-1で制して3連覇を達成した。MF野崎悠、14年U-16日本代表MF佐藤颯汰というゲームメーカーを擁するチームはオープンスペースへ走るFW岩切拳心が相手のDFラインを押し下げて起点を作り、そこから連動した崩しでMF河野魁人、MF當瀬司、竹脇の2列目の選手たちがゴールを奪い取る。鵬翔との決勝は中央、サイドから崩して得点を奪い、相手のミスも逃さずに大量5得点につなげた。守備陣も経験値高いGK松井朝輝や対人で上手さを見せるCB児玉響らが粘り強い守りでゴールを死守。竹脇は「自分たちの攻撃と安定した守備。そこをやれれば勝てる」と力を込めた。初戦の対戦相手は2年前の全国王者・富山一高。13年度大会準々決勝ではミスを突かれてしまうなどゴールを連発されて0-4で敗戦している因縁の相手だ。竹脇が「負けているので勝ってリベンジしたい」と語る初戦を突破して上位へと駆け上がる。

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158cmの司令塔が見せるファイティングスピリット
MF竹脇雄大主将(3年)
「ファイティングスピリットにあふれる身長158cmの司令塔。高度なテクニックを持つが、それをひけらかすことなく実直にチームへ貢献。常にゴールを狙うどん欲さもある。今季は負傷で長期離脱という苦難を味わってしまったが、それゆえ誰よりも“飢えている”に違いない」

■編集部イチオシ選手
馬力と巧さある動きで得点量産も
FW岩切拳心(2年)
「オープンスペースへの配球に全力で反応し、攻撃の起点を作り出すCF。パワー系のストライカーだが動き出しも巧みで一瞬の抜けだしでDFを置き去りにし、ゴール前での得点嗅覚も兼ね備える。全国舞台でのゴール量産も十分可能な2年生だ」

■注目選手
MF野崎悠(3年)
└左利きの司令塔。長短のパスでボールを動かして攻撃を組み立てるが、自ら仕掛けに入った際の柔らかいタッチのドリブルにもインパクトがある
MF佐藤颯汰(1年)
└14年U-16日本代表の期待のルーキー。スキルの高さを活かして崩しに関わるが、この1年でプレーに力強さも
MF當瀬司(3年)
└右サイドから中央へ切れ込んでのシュートと縦への突破。果敢な仕掛けがチームを勢いづける

■過去の全国大会成績
【14年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 新屋高
2回戦 1-1(PK4-5)國學院久我山高(東京A)
【13年度(8強)】
2回戦 2-1 桐生一高(群馬)
3回戦 0-0(PK7-6)東福岡高(福岡)
準々決勝 0-4 富山一高(富山)
【11年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 鹿島学園高(茨城)
【10年度(8強)】
2回戦 2-0 宮城県工高(宮城)
3回戦 0-0(PK4-3)静岡学園高(静岡)
準々決勝 0-3 滝川二高(兵庫)
【09年度(3回戦敗退)】
2回戦 4-2 武相高(神奈川)
3回戦 0-1 ルーテル学院高(熊本)
【08年度(2回戦敗退)】
1回戦 2-0 富岡高(福島)
2回戦 0-3 筑陽学園高(福岡)
【07年度(2回戦敗退)】
1回戦 1-1(PK4-2)水戸短大附高(茨城)
2回戦 -1(PK5-6)北越高(新潟)
【02年度(2回戦敗退)】
2回戦 1-1(PK4-5)前橋商高(群馬)
【00年度(3回戦敗退)】
2回戦 2-0 渋谷幕張高(千葉)
3回戦 0-6 国見高(長崎)
【99年度(1回戦敗退)】
1回戦 1-3 星稜高(石川)
【96年度(3回戦敗退)】
1回戦 2-1 修徳高(東京A)
2回戦 4-2 郡山商高(福島)
3回戦 1-5 鹿児島実高(鹿児島)

■登録メンバーリスト
1 GK 松井朝輝(3年)
2 DF 中武諒(2年)
3 DF 小野尚樹(3年)
4 DF 児玉響(3年)
5 DF 鈴木健(3年)
6 MF 野崎悠(3年)
7 MF 佐藤颯汰(1年)
8 MF 竹脇雄大(3年)
9 MF 當瀬司(3年)
10 FW 河野魁人(3年)
11 FW 岩切拳心(2年)
12 DF 寶地雄大(1年)
13 FW 木津蒼(1年)
14 MF 佐藤詩響(1年)
15 FW 山元泰志(2年)
16 DF 高橋准(2年)
17 GK 寺田恭一郎(1年)
18 FW 池田周平(3年)
19 DF 鬼塚柊(3年)
20 MF 中山尚英(3年)
21 GK 浜田恭太朗(2年)
22 MF 重松慧哉(2年)
23 MF 藤本涼雅(3年)
24 MF 吉田隆之介(2年)
25 DF 児玉港都(1年)
26 DF 城戸竜弥(3年)
27 MF 倉谷哲朗(3年)
28 DF 山下雄大(3年)
29 MF 岩見治幸(3年)
30 MF 渡邊航史(3年)

▼関連リンク
【特設】高校選手権2015
連載:高校マン・オブ・ザ・マッチ2015
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