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[全日本ユース選手権]目標は「佐藤寿人選手」、G大阪JY原田は悔しさいっぱい得点王

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[12.28 全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会決勝 C大阪U-15 3-2(延長) G大阪JY 味フィ西]

 大会通算6得点で得点王を獲得したガンバ大阪ジュニアユースのFW原田烈志にとっては、悔しさしか残らない決勝戦になってしまった。劣勢だった前半、32分に左クロスを合わせるシュートを放ったが、枠を捕えることができない。結局、シュートはこの1本のみ。単独得点王を狙った一戦は、後半16分で無念の途中交代となった。

 大阪ダービーとなった決勝戦。今年5度目の対戦、地元も近い選手が多く、ほとんどが顔見知りだった。原田にとっても相手得点王の小松は、同じ守口市出身。普段の生活でも顔を合わせることがあり、さらに大阪に本拠地を置くライバルチームのストライカー同士とあって、お互いに意識する存在だった。

「めっちゃくやしい。1人で得点王になりたかった。(小松は)これからもライバルです。今後の対戦も楽しみです」

 来季は今季も4選手がトップチーム昇格を勝ち取った名門ユースチームに身を投じることになる。「今後も成長して、点にもっともっと絡めるようにしていきたい」と目を輝かせた原田。目標は「佐藤寿人選手」。憧れのストライカーのように、今後もどん欲にゴールを目指し続ける。

(取材・文 児玉幸洋)

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