beacon

シティはコンパニ頼みではない! キャプテン不在でも勝ち続けたいペジェグリーニ

このエントリーをはてなブックマークに追加

 マンチェスター・シティマヌエル・ペジェグリーニ監督は、再び負傷離脱を強いられることになったDFビンセント・コンパニを欠いてもチームは勝ち続けることができると主張している。

 ふくらはぎのケガで戦列を離れていたコンパニは、26日に行われたプレミアリーグ第18節サンダーランド戦で9試合ぶりの復帰を果たしたが、悪夢に見舞われる結果となった。途中出場からわずか9分で再びふくらはぎを痛めて交代を強いられたのだ。

 今季シティは、サンダーランド戦を除いてコンパニが出場したリーグ戦8試合でわずか1失点。一方コンパニが欠場した9試合では18失点と、キャプテンの不在の影響ははっきりと数字に表れている。

 それでもペジェグリーニ監督は、コンパニの存在だけがチームの力を決定づけるわけではないと強調する。イギリスメディアがシティ指揮官のコメントを伝えた。

「このチームはビンセントがいた方が、いないときよりも良くなる。だが過去2シーズンを通して見てみれば、ビンセントがプレーした試合は最大でも全体の7割ほどだと思う。それでも我々はタイトルを獲得したし、最近6試合も彼抜きで勝っていた。すべての失敗がビンセント不在によるものだと考えることはできない」

「彼は非常に重要な選手だが、ビンセントがいればまったくミスがなくなるというわけでも、彼がいなければ勝てないという意味でもない。ほかの選手たちにとっては重要な挑戦だよ。我々は平均すればいつも6人が負傷している状態でシーズンを戦ってきた。ビンセントがいなくとも競争力を保ち続けなければならない」

 コンパニの状態については、徹底的に検査を行った上で負傷再発の原因を探りたいと述べた。

「1週間の間ずっと練習をして、準備ができていたので残念なことだった。なぜこれほど彼のふくらはぎに負傷が多いのか、理由を見つけようとしているところだ。必要な検査をすべて行いたいと思う」

 コンパニを欠くシティは、29日に首位レスターとのアウェーでの大一番に臨む。


●プレミアリーグ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP