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[横山杯]新潟西に4発快勝で強さ示すも、國學院久我山は勝ち点1差で決勝進出逃す

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[12.29 横山杯決勝第1グループ第3戦 新潟西高 1-4 國學院久我山高 HASAKI SOCCER VILLAGE B面]

 来年度の躍進を狙う強豪校の1、2年生たちが「サッカータウン波崎」で力を磨く「横山杯 第16回全国ユース招待サッカー大会」の1st(トップ)Divisionは29日午前、決勝リーグ最終戦を行い、決勝第1グループの新潟西高(新潟)対國學院久我山高(東京)戦は4-1で國學院久我山が快勝。國學院久我山は2勝1敗としたが、首位・習志野高(千葉)に勝ち点1差届かず、決勝進出を果たすことはできなかった。

「決勝、本当に行きたかったんで、前育勝つこと信じて、こっちもたくさん点取って勝とうとなって言っていたんですけど正直悔しいです」。この日、巧みなトゥーキックでのゴールなど2得点を挙げたFW三橋智哉は無念の表情。隣の会場で行われていた習志野対前橋育英高戦で前橋育英が勝つか引き分ければ、逆転での決勝進出もあった國學院久我山は新潟西から4得点を奪って快勝した。だが、前橋育英は0-2で敗れ、國學院久我山は2位で決勝第1グループの3試合を終えた。

 三橋と鮮やかな左足ボレーを決めたFW安藤謙生がともに2ゴールをマーク。選手権登録メンバーたちが数多く出場した國學院久我山はMF鵜生川治臣やMF山口隼介、両SBたちが連係よくボールを動かして特に後半は左サイドから決定機を連発した。そして今大会、CB田中亮輔中心に堅守を見せてきた新潟西から4得点。MF金子達樹の仕掛けや右SB石黒日向の攻撃参加などで反撃する新潟西にチャンスもつくられたが、DF陣がよく対応して失点は試合終盤にFW橋本幸志郎に奪われた1点にとどめた。

 決勝進出は逃したが、國學院久我山は印象的な戦いを見せた。李済華総監督も選手たちが「上手くなってきている」と認める。だが、試合後にはそれぞれがより世界へ視線を向けて成長してほしいという思いを口にしていた。「画家になりたい子は身近な高校生のものよりも、名画を見るでしょう。音楽を志すのであれば、モーツァルトたちの音楽を聞くと思う」。同じように名選手のプレーを見るなど世界に触れて、感性を磨いて、世界で戦う選手に少しでも近づけるように努力してほしいという思いがある。それに対して三橋は「李さんの言葉をしっかり胸に、常に意識しながら練習に取り組んで、改善したり向上心もってやりたい。もっとネイマールのプレーに近づけたりしていきたい」。個々が世界へ視線を向けて努力すること。そしてチームとしては今大会勝ち点1差で敗れたことを教訓として1点、1勝にこだわり、久我山らしく「美しく勝つ」ことを目指していく。

(取材・文 吉田太郎)
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