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[選手権]CB小川「自分キャプテンでチームのことできたのかな・・・」3年連続8強以上の京都橘は早過ぎる敗退・・・

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[12.31 全国高校選手権1回戦 尚志高 1-0 京都橘高 駒沢]

 12年度大会準優勝、13年度大会4強、14年度大会8強と3年連続で8強以上の成績を残していた京都橘高。だが、4年連続の出場となった今回の選手権は初戦敗退となった。主将のCB小川礼太(3年)は「(負けるのが)早いっすね。改めて初戦の難しさを感じました」。過去2年は、年明け1月2日の2回戦が初戦だったが、今回は年を越す前に選手権から姿を消した。

 状態は決して悪くなかった。小川はむしろ良い状態で初戦に臨むことができたと感じている。だが、今年1年課題になっていたという決めるべきところで決められないという部分が、チームを栄冠から遠ざけた。「決めきるところで決めきれないのがこのチームだったので。逆に相手はここぞのところで決めていたので、そこの差だったかなと思います」と唇を噛んだ。

 先制されたが、追加点さえ与えなければ絶対に勝てると信じていた。尚志高のサイド攻撃に決定機をつくられたが、小川は最後まで身体を張って守り続けた。「このピンチ抑えたら必ずチャンスになる、と思っていたんですけど」(小川)。ロングスローを武器とする小川は攻撃面でも奮戦。何度もPAにボールを放り込んだ。弾道を変えたり、スピードを変えたり、変化をつけながらボールを入れ続けたが、尚志守備陣にうまく対応されて得点に繋げることができなかった。

 1年時から主力の小川は全国で勝つ経験をしていた。だが主将として迎えた最終学年は「今年1年が一番大変っていうより嫌でしたね」という。「キャプテンに認められたのが、つい最近だった。これから自分の役目果たしたいなと思ったんですけど、初戦で終わってしまって。自分キャプテンでチームのことできたのかな。(それでもこの1年間)まあ、頑張りました。頑張ったんですけど結果が出てなかったですから……。きょうはホンマに負けたくなくてポジション関係なく走ったんですけど……」。なかなか結果が伴わなかった一年。自分はチームの為になれたのか。敗戦したことでその思いは大きくなった。それでも3年生の先発は小川、CB田中悠太郎、MF坂東諒の3人というチームの奮闘を米澤一成監督は認めている。「3年生はよくやってくれたと思いますけれど、1、2年生は3年生の分背負ってできたんかと」。うまくいかない展開のまま初戦で敗れた経験。3年生たちの「大変だった一年」の分も、京都橘は1年間成長を遂げて来年の選手権で勝利する。

(取材・文 吉田太郎)
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