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[選手権]3失点完敗の米子北「市船は予想以上に強かった」

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[1.2 全国高校選手権2回戦 米子北高0-3市立船橋高 フクアリ]

 2大会連続の16強入りはならなかった。米子北高(鳥取)は2回戦で市立船橋高(千葉)に0-3の完敗を喫し、2大会ぶりの初戦敗退に終わった。

「市立船橋がすごく強いというのは聞いていたし、分かっていたけど、予想以上に強かった」。主将のMF小長裕也(3年)はそう言って唇をかみしめた。

 前半33分、警戒していたCKから失点。「練習してきていたけど、セットプレーで決められて悔しかった」。前半のシュート数は0本。それでも「連続失点はなくそうと話していた。前半で0-1は想定内だった」が、後半16分に2失点目を喫し、苦しくなった。

「後半20分まで我慢して、伊藤が出てきてから前に行くゲームプランだった」。後半21分にFW伊藤龍生(2年)を投入。反撃に出たが、同31分にまたしてもセットプレーから失点し、万事休した。

「後半は集中が切れて失点が続いた。キャプテンとして声掛けがしっかりできなかった」。そう反省した小長は「いいところまでは行けたけど、最後のフィニッシュ、決め切るところが足りなかった。2年生には攻撃陣が多い。決定力が課題ということを伝えていきたい」と、後輩たちへ思いをつなげた。

(取材・文 西山紘平)

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