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9試合ぶり勝利のユナイテッド、ファン・ハールは「ファンタスティックな出発点に」

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 マンチェスター・ユナイテッドは2日のプレミアリーグ第20節で、スウォンジーにホームで2-1と勝利した。ルイス・ファン・ハール監督は、2か月ぶりに得点を挙げたFWウェイン・ルーニーを称賛し、白星で2016年をスタートさせたことを喜んでいる。

 FWアントニー・マーシャルのゴールで先制しながらも追いつかれたユナイテッドだが、そのマーシャルのクロスをルーニーがバックヒールで合わせて勝ち越し。キャプテンの11月9日以来となるゴールで、公式戦9試合ぶりの勝利を収めた。

 ファン・ハール監督は試合後、次のように述べている。イギリス『BBC』が伝えた。

「このプレッシャーの中で、ゲームプランどおりに戦えたことは素晴らしい。これが我々にとってファンタスティックな出発点となることを願っている」

 ユナイテッドはまだデイビッド・モイーズ氏が率いた一昨季の同時期にも勝ち点で劣っている。だが、ファン・ハール監督は次のように強調した。

「我々はまだリーグのトップの近くにいる。差は縮まっている。それがサッカーだ。シーズンは8か月ほどあるんだ。1か月だけじゃない。我々はよりリラックスしてベンチに座っているよ」

 ルーニーはこのゴールでプレミアリーグ歴代2位、ユナイテッドのクラブ歴代2位のゴールゲッターに。ファン・ハール監督はイギリス『スカイ・スポーツ』で、ルーニーについて次のように述べた。

「ウェインにはとても満足だ。シーズンを通じてずっと言ってきた。もちろん、彼はゴールを決めなければいけない。彼が私のストライカーだからだ。だが、今日の彼の出来にはとても満足だ。彼にとっても出発点となるかもしれない。これからゴールを決め続けられるはずだ」

「ゴールは最も大事だ。チャンスをつくらなければいけないが、今季の我々はずっとそれをやってきた。だが、フィニッシュが必要なんだ。今日は後半より前半を楽しんだ。だが、得点を挙げたのは後半だ。そしてそれが大きな違いだよ。ゴールを決めれば、違う世界となるんだ。チャンスをつくったら決めなければいけない」

 この日のユナイテッドは3バックを採用した。ファン・ハール監督はこう説明している。

「我々はリスキーなシステムで戦った。ハーフウェーラインに3人のDFを置く形だったから、裏に大きなスペースがあったんだ。マンチェスター・シティはスウォンジー相手に4バックで戦ったが、中盤に多くのスペースを与えた。私はそれを望まなかったんだ。ファンもそれは望まないと思う」

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