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チェルシーがヒディンク体制初白星! 3発完封もアザールが負傷交代

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[1.3 プレミアリーグ第20節 クリスタル・パレス0-3チェルシー]

 プレミアリーグは3日、第20節を行った。チェルシーは敵地でクリスタル・パレスと対戦し、3-0で勝利した。

 開始から主導権を握ったのはMFヨアン・キャバイエを出場停止で欠いたクリスタル・パレスだった。前半7分、雨で濡れたピッチを生かしてMFウィルフレッド・ザハが低い弾道のミドルを放つもゴール左へ外れる。同26分には左サイドの高い位置でボールを奪って素早くクロスを入れるも、FWフレイザー・キャンベルにわずかに合わず、早々の先制とはならなかった。

 左足の内転筋を痛めて前半16分にMFエデン・アザールが負傷交代したチェルシー。序盤こそクリスタル・パレスの流れだったが、前半29分に先制点を挙げる。センターサークル右からMFセスク・ファブレガスが出したスルーパスでFWジエゴ・コスタが抜け出し、PA右でシュートフェイントからマイナスへ折り返す。これをゴール前に走り込んだMFオスカルが右足で流し込み、1-0とした。

 さらにチェルシーは前半36分、センターサークル内からセスクが相手の裏を狙ったロングパス。左サイドを駆け上がったDFセサル・アスピリクエタがトラップから斜めにゴール前へボールを運んで左足シュートもGKウェイン・ヘネシーに弾き出された。

 クリスタル・パレスは後半も前からプレスをかけ続けたが、チェルシーがこれを掻い潜り追加点を挙げる。後半15分、相手陣内中央でMFウィリアン、セスク、オスカルと流れるようなパスワークで相手を翻弄し、オスカルが倒されてこぼれたボールをPA手前からウィリアンが右足一閃。強烈なシュートが右上隅に突き刺さり、2-0とリードを広げた。

 さらにチェルシーは後半20分、右サイドでセスクの縦パスを受けたウィリアンが巧みなステップワークから相手をかわしてクロス。GKヘネシーが弾いたボールをPA左からD・コスタが右足で押し込み、追加点。その後も相手ゴールに迫ったチェルシーが3-0でフース・ヒディンク監督復帰後初勝利を挙げ、2016年初戦を白星で飾った。

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