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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.85]前橋育英MF尾ノ上幸生(3年)_目標の前主将・鈴木徳真に近づくよりも自分らしく前育牽引

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DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[1.3 全国高校選手権3回戦 帝京三高 1-3 前橋育英高 フクアリ]

 先輩と同じことをやらなくてもいい。3-1で勝利した前橋育英高(群馬)は司令塔役を担うMF尾ノ上幸生主将(3年)が中盤の攻防戦で奮闘。競り合った相手選手と激しく身体をぶつけ、例え転倒してもすぐに起き上がってボールを追ってマイボールにしようとしていた。そしてユニフォームを汚すことも躊躇せずに泥臭い守り。高精度の右足CKでFW馬場拓哉(2年)のゴールをアシストしたが、それ以上に身体を張って献身的なプレーを続けていたことが印象的だった。

 キャプテンマークを巻いてボランチを務めるMF。昨年は同じポジションにキャプテンマークを巻いたU-19日本代表MF鈴木徳真(現筑波大)の姿があった。新チームの主将になった時、尾ノ上は守備力、統率力、味方がキツイ状況にかける声がけの部分も含めて先輩に負けられないと考えていた。

 強烈なキャプテンシーを放ちながら、プレーでもチームを引っ張る鈴木の後に主将を務めたこの1年。プレッシャーは大きかったという。「徳真さんはチームが苦しい時に流れを変える守備だったりとか、辛い時に徳真さんにボールを預ければ何とかしてくれるというのがありました。自分はなかなかできていないと思う。だからこそ声出してやっている。凄いプレッシャーは大きかったんですけど、自分らしく声出したり、泥臭くやれればいい」。

 本人は「上手くない」というが、尾ノ上には大きな展開で左右にボールを動かしながら攻撃をゲームメークする力もある。だが、鈴木に似たプレーをしなくてもいい。チームが勝つために自分ができることである声を出し、泥臭く戦うこと。仲間が活きるためにとにかく身体を張って主将の責任を全うするつもりでいる。

 目標とする先輩からは短く「頑張れよ」のメッセージ。まずは目の前の1試合1試合を全力で「頑張る」だけだ。準々決勝で対戦する國學院久我山高には右SB宮原直央やCB野村京平ら東京都トレセン時代の旧友たちがいる。前橋育英のサッカーに憧れ、東京を離れて成長を目指してきたMFにとっては次も「負けたくない」戦いだ。 

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

(取材・文 吉田太郎)

 『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
 そしてゲキサカでは、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画「全国のつくしを探せ!」を展開中! 各地の高校世代のゲームの中から、つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!

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