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FIFAの補強禁止処分が解けたバルサ、一挙に76選手を登録

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 4日付でFIFAの補強禁止処分が解けたバルセロナだが、一挙に76選手を登録したことが明らかとなった。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じている。

 18歳未満の選手獲得・登録に関する規定に違反したとして、FIFAから1年にわたって選手補強を禁じられたバルセロナ。その処分が解けた日に登録された選手は、驚異的な数となった。

 バルセロナは前セビージャMFアレイクス・ビダル、前アトレティコ・マドリーMFアルダ・トゥランが加わるトップチームのほか、下部組織に合計74選手を組み込んだ。内訳はバルセロナBが5選手、フベニール(U-19)がAチーム4選手、Bチーム7選手、カデテ(U-16)がAチーム6選手、Bチーム5選手、インファンティル(U-14)がAチーム2選手、Bチーム5選手、アレビン(U-12)がAチーム2選手、Bチーム3選手、Cチーム2選手、Dチーム4選手、ベンハミン(U-10)がAチーム2選手、Bチーム4選手、Cチーム1選手、Dチーム、Eチームにそれぞれ11選手となっている。

 昨季に2部B(実質3部)に降格するなど不振が続くバルセロナBは、GKジョキン・エチェイタ(オサスナ)、DFモイ・デルガード(セビージャB)、MFチェミ(コルネジャ)、FWダニ・ロメラ(アルメリア)、FWロベルト・ゴンサルベス(フルミネンセ)と5選手を登録。反カタルーニャ主義を公言していた過去によって契約が破談になったFWセルジ・グアルディオラ(アルコルコン)も加わっていれば、登録数は6選手になっていたはずだった。

 バルセロナBは以上の選手たちが加入する前に、選手登録数が規定の22選手に達していたため、選手放出の必要が生じている。DFアレハンドロ・グリマルドはすでにベンフィカへと移籍し、GKファブリス・オンドア、DFマッキー・バグナックの放出も確実。残りの候補はDFセルジ・ジュステ、DFジョアン・カンピンス、MFフアン・アントニオ・ロス、MFリオネル・エンゲネと見られている。

 またバルセロナB同様5選手を登録したフベニールのAチームでは、韓国人FWペク・スンホが登録されたほか、同胞FWイ・スンウも18歳となる6日にチームに加わり、77人目の登録選手となる。ただ両選手に関しては、万全のコンディションとなった際にBチームに昇格する可能性があるとのことだ。

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