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負傷者続出はクロップの手法に原因? リバプールOBが指摘

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 元リバプール選手・監督のグレアム・スーネス氏は、自身の古巣に負傷選手が相次いでいるのは偶然ではなく、ユルゲン・クロップ監督の導入したプレースタイルに一因があると指摘している。

 すでに多くの選手が離脱を強いられていたリバプールは、5日に行われたキャピタル・ワン・カップ準決勝ファーストレグのストーク・シティ戦でも新たな不運に見舞われた。試合にはアウェーで1-0の勝利を収めたが、MFコウチーニョとDFデヤン・ロブレンがともにハムストリングを痛めてしまった。

 DFマルティン・シュクルテル、FWダニエル・スタリッジ、ディヴォク・オリジも同じくハムストリングの負傷で離脱しているが、単なる不運によるものではないとスーネス氏は主張する。イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように述べた。

「新たな監督がやってきて、高い位置でプレスをかけることばかりが話題になった。90分間続けるには厳しい仕事だよ」

「瞬間的にはやれるだろう。1時間もやれるかもしれないし、70分間もやれるかもしれない。だが90分間続けるというのは、足に対して大きな要求になってしまう」

 特にディフェンスラインの選手が不足する状況に、クロップ監督は冬の移籍市場での補強も示唆しているが、練習方法を改善する必要もあるのではないかとスーネス氏は語る。

「偶然ではないよ。5人がハムストリングを痛めたんだからね。それだけの選手が同時に負傷するというのは、トレーニング中にやっていることを見直すべきだと思う」

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