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大人気のアンチェロッティ氏、チェルシーでのモウリーニョ後任第1候補だった

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 カルロ・アンチェロッティ氏が、チェルシーからの監督就任のオファーを断っていたことが分かった。イギリス『デイリーメール』が報じている。

 チェルシーは今季途中、ジョゼ・モウリーニョ監督を解任した。昨季はプレミアリーグを制したが、今季はスタートからつまずき、回復の気配が見えずにいた。

 クラブはその後、今季終了までの暫定監督としてフース・ヒディンク氏を迎えることを発表した。来夏には、また新たな指揮官がやって来ることになる。

 ひとまず落ち着いた監督人事だが、実はベストの解決策ではなかったようだ。『デイリーメール』によると、モウリーニョ監督を解任する5週間も前に、チェルシーはすでに後任候補に接触していたという。それがアンチェロッティ氏だった。

 アンチェロッティ氏もモウリーニョ同様、すでに1度チェルシーを率いた経験がある。プレミアリーグとFA杯を制したが、オーナーのロマン・アブラモビッチ氏はチャンピオンズリーグでモウリーニョ率いるインテルに準々決勝で敗れたことが我慢ならず、アンチェロッティ氏を解任した。オーナーは、この解任をひどく後悔していると周囲に打ち明けているようだ。

 結局、アンチェロッティ氏の答えは「ノー」だった。古巣に戻る代わりに、バイエルンと来季以降の3年契約を結んだ。アンチェロッティ氏には、マンチェスター・ユナイテッドも接触していたと報じられている。

 互いの答えは、それが最善だったのか…。「イエス」と答えるためにも、それぞれこれからベストを尽くす必要がある。

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