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親善試合での2ゴールに手応え…MF南野「すごく良い感じできている」

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 手応えを感じているようだ。15年3月に行われたリオ五輪アジア一次予選以来の手倉森ジャパン合流となったMF南野拓実(ザルツブルク)だが、6日に行われたシリア戦では2ゴールを挙げてチームを2-1の勝利へと導いた。

「長い時間、このチームで活動しているわけではなく、久し振りの試合となりましたが、自分的には思ったよりも悪くなかったし、連係の部分でも形になる部分はありました。しっかりボールに関われたし、結果も伴ったので、すごく良い感じできていると思います」

 昨季途中からザルツブルクに移籍すると、きっちりと出場機会をつかんでチームの国内2冠に貢献。そして、「試合を決められる選手になりたい」と誓って臨んだ今季は開幕直後からゴールを量産し、第20節を終えたリーグ戦で19試合7得点2アシストと結果を残している。U-23日本代表を率いる手倉森誠監督も「海外での経験をこのチームに落とし込んでほしいし、ピッチ上でもチームを引っ張ってもらいたい」と、スイスのヤングボーイズでプレーするFW久保裕也とともに南野への期待を語っている。

 初戦の北朝鮮戦までは、あと4日。「まだ時間があるので、細かいところはしっかり詰めていく必要があると思います」とさらなる連係向上を図り、“試合を決められる選手”としてピッチ上で輝こうとしている。

(取材・文 折戸岳彦)

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