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出るか出ないか微妙も…DF室屋「呼ばれた瞬間、絶対にやったろうと思った」

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[1.13 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選GL第1節 U-23日本 1-0 U-23北朝鮮 グランド・ハマド・スタジアム]

 先発かベンチか、本人にも分からなかった。トレーニングでは主力組に入ることがあれば、外れることもある。非公開の練習時にも主力組には「入っていなかった」と語るDF室屋成(明治大)だが、迎えた北朝鮮戦のスターティングメンバーに名を連ねると攻守に躍動してチームの白星発進に貢献した。

 先発メンバーを言い渡されたのは、試合当日のミーティング。「出るか出ないのか微妙かなとは思っていましたが、出発直前、ホンマにバスの出発直前に言われました」と振り返ると、「ただ、練習でもコンディションは良かったし、出る準備はできていました。だから呼ばれた瞬間は絶対にやったろうと思っていました」と並々ならぬ思いを持って試合に臨んでいた。

 右サイドで精力的に上下動を続け、「とにかくボールを持ったら仕掛けて、自分の中でリズムをつかんでいこうと思った」と特に試合序盤は敵陣深くまで攻め込んでチームに勢いをもたらした。「全体的に硬さがあった」ことで、徐々に北朝鮮にリズムを握られて押し込まれる時間帯が続いても、「難しい試合になるとは分かっていました」と冷静に試合を進める。

 何よりも、チームの強みは「失点しないこと」。そう語ったように、体を張った守備でゴールを守り抜き、1-0の完封勝利に貢献した。

 苦しみながらも手に入れた勝利。「勝ち点3を取れたのがすべて。本当に良かったです」と充実感を漂わせながらも、「相手に合わせて蹴り合ってしまった部分もあったので、次の試合は落ち着かせてボールを持てるようにできればいい」と次戦タイ戦へと視線を向けた。

(取材・文 折戸岳彦)

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