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「人として大好き」「模範的なプロ」…長友の人間力にF・メロも“メロメロ”

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 インテルDF長友佑都の“人間力”は、周知のとおりだ。MFヴェスレイ・スナイデルやFWアントニオ・カッサーノらを魅了してきた彼のパーソナリティーに、MFフェリペ・メロにも虜になっている。

 今季からインテルでプレーするF・メロは、14日のクラブ公式チャンネルのインタビューで、ドレッシングルームで最も笑わせてくれる選手を問われ、次のように答えた。

「長友にはまいっちゃうよ。良いヤツすぎるんだ。人として彼のことが大好きだよ。それに、模範的なプロなんだ」

 一方で、F・メロは長友とポジションを争うDFドドーにも賛辞を寄せた。今後が期待される選手を問われ、ドドーの名前を出している。

「ドドーには素晴らしいクオリティーがあるよ。驚いた。今はあまりプレーしていないけど、チャンスは来ると確信している。大きなケガをしたけど、必ず彼はやってくれるさ」

 まだインテルで1年目ながら、自身を「リーダーの一人」に感じるというF・メロは、チームが「勝利に向かって完全に共鳴」しているともコメント。「ビッグクラブにもいたけどこの環境はなかった」と満足感を表している。

 だが、インテルはここ3試合で2敗している。2015年最終戦となったラツィオ戦では、F・メロのPK献上や退場が敗因の一つと批判された。F・メロはこう振り返っている。

「あのPKがなければ違う終わりになっていたはずだ。サッスオーロ戦は5-1で勝っていてもおかしくなかった。でも、これがサッカーだ。人が批判するのは、インテルが首位にいるのを見たくないからだよ。でも、僕らは気にしていない」

「ラツィオ戦のPKの場面では、僕が間違えた。僕ほどの経験がある選手が、ああいうプレーをしてはいけない。レッドカードは大げさだったと思う。僕はクリアしたかっただけだ。そこに(ルーカス・)ビリアが下に来たんだ。足を止めようとしたけど、できなかった。ほかの試合ではファウルにすらならなかっただろう」

 一部で移籍の噂もあるF・メロだが、本人はこれを否定。インテルで引退する可能性もあると述べた。

「僕はインテルに来るためにできるだけのことをした。大金も諦めた。この経験をすることが夢だったんだ。今は32歳で、契約はあと3シーズンある。ここで引退もあり得るだろう?」

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