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「ムトウは何者?」 英大衆紙が武藤を“スカウティング”

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 マインツに所属するFW武藤嘉紀は、イングランドのサッカーファンも気になる存在のようだ。イギリス『ミラー』は、マンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていると報じられた日本代表アタッカーを“スカウティング”している。

 『ミラー』は14日、武藤の特集記事を掲載。これまでのキャリアを紹介し、長所・短所を分析している。

 記事は「疲れ知らずのエネルギーは、ブンデスリーガでプレーする日本人選手の特徴」であるとした上で、武藤には「落ち着いたフィニッシュとカウンターのスピード」があると指摘した。マインツですぐにフィットしたことにも触れ、ユヌス・マリと武藤がいなければ、今頃マインツはひどい状況にあったかもしれないとしている。

 一方で、武藤の弱点はフィジカルとした。武藤はドイツで空中戦の勝率が悪いと指摘しつつ、マインツのスタイル上、大きな問題にはならなかったと記した。だが、イングランドにやってきた場合は、それが問題になり得ると見ている。

 記事では最後に、武藤に関する豆知識を紹介。慶應義塾大学の経済学部を卒業したことを伝えたが、「i」と「l」を見間違えたのか、「Kelo大学」と記してしまうスカウティングミスもあった。

 いずれにしても、イギリスメディアが武藤への関心を強めているのは間違いない様子。マンチェスター・ユナイテッドとマインツの間に、交渉は存在しているのだろうか。

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