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FC東京招聘の“アジアを知る男”、元韓国代表PC池田氏が語る「韓国人選手との違い」

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 今季を迎えるにあたってのFC東京の最大の補強は、池田誠剛氏のフィジカルコーチ招聘かもしれない。14日に行ったクラブ新体制発表会に出席した池田氏は、日本人がACLで結果を残すために必要なことは「意識改革」だと説いた。

 池田氏は過去に岡田武史氏が率いた横浜F・マリノスで2連覇をサポート。その後も浦和や韓国Kリーグクラブのコーチを歴任。2011年にロンドン五輪を戦った韓国代表のコーチに就任し、銅メダル獲得に貢献すると、14年W杯では韓国代表のフィジカルスタッフに加わった。

 日本での実績のみならず、アジアでも名を馳せる池田氏の加入は、AFCチャンピオンズリーグと並行して戦う今季のFC東京にとって、何よりも心強い。F東京の印象について、「素直な選手が多い」と好印象を語ると、「どこまで信用してもらえるか楽しみ。まずは信頼を勝ち取ってやりたい」と意欲を語った。

 日本人がアジアで勝つためには何が必要か。池田氏は指導にあたった韓国人選手との決定的な違いについて、日本人は「自分のためにという意識が弱い」と説く。意識とは、親や家族、サポーター、ひいては国のためにという思いだという。「韓国では自分のためにということと同じくらいの比重で考えられている。それは簡単には身に付かないことだけど、かといって不可能なものでもない。サポーターのためにと口ではよく言うけど、心の底から思わないと何の意味もない。人間力?僕はそれが一番大事なことだと思う」と力説した。

 アジアのタイトルを獲るためにフィジカルコーチとしては、過密日程との調整も強いられる。「(目標を)絞らないとダメ。あれもこれもだとダメ」と持論を語った池田氏は、「岡田さんと仕事をした時は、ACLがあるからリーグ戦を組み替えられるという考えが(Jリーグに)全くなかった。A3(チャンピオンシップ)というのもあった。いい経験をしているので、監督には助言したい。無理なものは無理という線引きが僕の役割だと思う」と城福浩監督との積極的なコミュニケーションを誓った。
(取材・文 児玉幸洋)
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