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右SB主力が退団の柏…ルーキーDF湯澤は開幕スタメンに意欲「開幕に出て、インパクトを残したい」

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 大学屈指の右サイドバックがプロでの飛躍を誓った。

 柏レイソルに流通経済大から加入したDF湯澤聖人は、ちょうど1年前の2015年1月16日、大学3年次で柏が加入内定を発表していた逸材だ。昨季から柏の特別指定選手になっていたが、まだ柏デビューは果たしていない。「去年、キャンプに参加させてもらったときに、仲が良くて雰囲気が良いチームだなと思っていました。その中でも、ベテランの選手や中堅の選手がチームを引っ張っている印象もあります。早くプレーしたいです」。チーム期待の右サイドバックは、やる気をみなぎらせる。

 昨年12月に行われた全日本大学サッカー選手権を欠場した湯澤。大会1か月前に足首の手術を決断したことがその理由だが、大学生生活最後の大会を回避した背景には、プロ1年目に間に合わせるという決意があった。「手術や怪我のリハビリでレイソルにすごくお世話になったので、感謝の気持ちをプレーでしっかり表現したいです」。

 昨季のJ1全34節のうち31試合で右サイドバックとして出場していたDFキム・チャンスが全北現代へ移籍。さらに、この日の午前中に、今季の右サイドバックのレギュラー候補と目されていたDF藤田優人の鳥栖への移籍が発表され、柏の右サイドバックは戦力に不安を抱えている状態だ。広川邦生強化部長が補強の可能性を示唆したが、プロ1年目から先発の座をつかめる可能性は十分にある。「先輩たちが抜けて、プレーの参考にするという意味では残念ではあるのですが、しっかりその穴を埋めたいです。まずは怪我をしないようにしつつ、チームの力になりたいと強く思っています」と湯澤は自信を覗かせた。

 同じ右サイドバックで、1学年下のDF室屋成(明治大)の存在も刺激になっている。現在U-23日本代表としてリオ五輪予選を戦う室屋は、13日の北朝鮮戦(○1-0)で先発、柏所属の左サイドバック山中亮輔とともに攻守で活躍を見せ、白星発進に大きく貢献していた。予備登録メンバーに名を連ねていた湯澤は、テレビで観戦したという。「室屋がすごい良かったのですごく刺激を受けましたし、自分にもチャンスはあるなと感じました」と今夏のリオ五輪への意欲を見せるも「まずはレイソルで」と地に足をつけていくつもりだ。

「開幕に出て、インパクトを残したい。キャンプからしっかりアピールしていこうと思います」。2月27日のJ1開幕戦、柏は日立柏サッカー場で浦和を迎える。

[写真]1200人のサポーターの前で所信表明をする湯澤(中央)

(取材・文 奥山典幸)

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