beacon

補強禁止処分のマドリーGMがFIFAに嫌味 「当然英国クラブも調べているだろうが…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 補強禁止処分を受けたレアル・マドリーのゼネラルマネジャー(GM)が、FIFAに対して精いっぱいの嫌味のカウンターパンチを放った。

 レアル・マドリーは18歳以下の外国籍選手の選手登録にルール違反があったとして、FIFAから今度2回の移籍市場での新戦力獲得禁止を言い渡された。同じ処分を受けたアトレティコ・マドリーとともに、レアル・マドリーは異議を申し立てる準備をしている。

 ホセ・アンヘル・サンチェスGMは、スペイン『カデナ・セール』の番組内で思いを吐露した。裕福なクラブがそろうイングランドで、実際に違反がないかどうか調べているのか、FIFAをチクリと突いている。

「彼らはたくさんのヨーロッパのクラブの帳簿を開いてきたのだと理解している」とサンチェスGMは攻撃を切り出した。

「最初がバルセロナだったのだろうが、クラブはもっとたくさんある。彼らがイギリスのチームに対しても決められた手順を踏んだと分かっているが、FIFAは資金が限られていて一度に全部をこなすことができないのだろうと想像する」

「今後数年で、次々にこういうケースが出てくるだろうと感じている」

 スペインではこれまでにバルセロナが同様の処分を受けていた。その補強禁止処分は、昨年夏まで続き、ようやく今冬にMFアルダ・トゥランらの選手登録が可能になった。

●リーガ・エスパニョーラ2015-16特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP