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マドリー、処分が取り消されない場合にはこの冬に補強へ 獲得候補はサネ&デ・ヘア

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 18歳未満の選手獲得・登録に関する規定に違反したとして、FIFAから今夏とその次の冬の移籍市場での選手登録を禁止されたレアル・マドリーだが、処分が延期されない場合にはこの冬に選手を獲得する方針だ。スペイン『マルカ』が報じている。

 当然のごとく、FIFAの処分を不当と断じているマドリーだが、同クラブはまずFIFA上訴委員会に処分の取り消しを求め、それが受け入れられない場合にはCAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴え出る方針。マドリーは処分の取り消しだけでなく、補強禁止の適用期間を延期させることで、今夏での補強を可能にすることも考慮に入れている。

 FIFA上訴委員会への異議申し立てがプランA、CASへの訴えをプランBとして、マドリーはプランCも用意している。それこそが、この冬の市場での選手獲得だ。『マルカ』によれば、現在獲得候補として挙がっているのは、シャルケMFレロイ・サネ、マンチェスター・ユナイテッドGKダビド・デ・ヘアの2選手であるという。

 マドリーは1年前からサネのことを追いかけており、この冬にも獲得オファーを提示する用意がある様子だ。ただし『マルカ』はMFイスコ、MFハメス・ロドリゲスやレンタル移籍中のMFマルコ・アセンシオ、BチームMFマルティン・ウーデガルトなどがいる状況で、中盤の選手が飽和状態になるとの見解も記載。またデ・ヘアに関しても、ユナイテッドとの交渉合意は、昨夏より困難になると記されている。

 またマドリーは、今夏の市場での選手獲得が可能かどうかが分かるまでイスコ、FWクリスティアーノ・ロナウド、MFガレス・ベイルはおろか、FWヘセ・ロドリゲス、MFカセミロ、MFデニス・チェリシェフら、どのような選手も放出しない考えのようだ。

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